彼女の家を出たのは11時半。
地下鉄で福岡空港へ。
地下鉄の中で、あれ?財布にクレジットカード入ってたっけ?と不安になる。
記憶の中にあるのは、財布の整理のためカードを抜いた後の映像だけ。
はっと財布を出してみると、やはりない。
やってもうた!
彼女に相談すると、ひとまず代わりに出してくれるとのこと。(感謝)
しかし、自分がやらかした痛恨のミスに落ち込む。
国内線ターミナルに着くので、国際線ターミナルへの連絡バスに乗る。
エアチャイナのカウンターで荷物を預け、出国審査。
もう扱いは海外である。
搭乗ゲートで待っていると、北京からの
CA953便が着陸してきた。
10日後はこの便に乗って帰ってくるのだ。
この折り返しがCA954便北京行きになる。
福岡を定刻より30分ほど遅れて出発。
福岡の街を左手に見ながら上昇。
壱岐や対馬上空を越え、朝鮮半島へ。
この頃より、若干のタービュランスの影響で、揺れが強くなる。
そのためか、機内サービスも遅れているよう。
タービュランスを越え、いよいよ食事のサービス。
昼食をとっていなかったためか、空腹気味。
メニューはミートボール。
不安に思っていた機内食だったが、美味しくてよかった。
さて、福岡出発の遅れを引きずったまま、大連へ到着。
寄港だけの予定なので、乗り継ぎは1時間。
一度大連で飛行機を降りて、ターミナルへ。
北京行きのプラカードがあったのでそちらに進むと、入国審査のゲートが。
審査があると話には聞いていたので、やっぱりかとは思ったが、飛行機の出発まであと20分しかない。
急いで申請書を書き(それも書く場所が少ない)審査官のところへ向かう。
審査もなかなか時間がかかり、終わったときには出発時刻を過ぎていた。
しかし、飛行機も準備が遅れていたためか、出発が延びており、何とか間に合った。
北京に着いて、(これからが大変だった)「Transfer」の案内に従って進む。
やがて、国際線乗換え客用の窓口にたどり着く。
しかし、窓口には誰もいない。
向かい側の国内線乗換え客窓口にはスタッフが何名かいるのだが。
結局そのスタッフに道を聞いて歩き出す。
たどり着いたところは構内列車の駅。
どこのターミナル行きかは書いてあるがそれがバルセロナ行きの飛行機のいるターミナルかどうかは分からない。
結局またスタッフに訪ねる。
どうやら、この電車に乗らなければならないらしい。
その電車で「T3E」駅へ向かう。
今度は中国からの出国審査。
無事通り過ぎると、やっと目的のターミナル。
さぁ、トランジットラウンジへ向かうぞと思うが、見つからない。
案内所があったので聞いてみたが怪訝そう。
そこで福岡で借りてきていた、Wi-Fiを繋ぎ、検索。
場所と予約番号を彼女が見つけてくれた。
(帰りもここの空港でのトランジットと思うと、ぞっとする。)
そして、トランジットラウンジでこれを書いているが、もう十分疲れた。
明日、大丈夫かな?
しかし、あと5時間したらバルセロナへ向かう。
いよいよだ!