今日は、バルセロナの西方のタラゴナという街へ出かける。

タラゴナの街には彼女のスペイン語の先生が住んでおられ、彼に会いに行くことになっている。

先生とは、一度天神でばったりお会いしているが、 ほぼ初対面なので 若干 緊張している。 



昨日 乗ったのとは 別のレンフェ(特急)でタラゴナへ向かう。

所要時間は1時間と少し。

この路線からは地中海が美しく見えるはずだったが、この日も天候が曇りで暗い海に見えた。


タラゴナに着いて先生とお会いする。

「Me alegro de volver a verte.」(またお会いできてうれしいです。)

とご挨拶しようと思っていたが、その言葉がさくっと出てこない。

結局、先生から先に「Como está?」(元気ですか?)と聞かれ、「Muy bien!」(元気ですよ!)と答えるのが精一杯。

また、先生の彼女さんともお会いできた。


その後、ドライブに連れていってもらえた。

最初に悪魔の橋とも呼ばれるラス・ファレラス水道橋を案内頂いた。



この橋は2世紀ころに建造されたとされている。

およそ1,800年ほど昔の建造物が残っている自体がすごいと思うが、またその時代に水を運ぶ機能を持った橋があったというのも驚きである。


橋を見学したあと、地元の朝市へ連れていってもらえた。



新鮮な野菜やくだもの。


腸詰めなどが、ふんだんに売られていた。


こちらは、昨日、バルで食べたアルカチョファ。


先生とは一度ここで別れる。

午後から再会することになっている。


ここからは彼女と二人でタラゴナの街を歩く。



地中海のバルコニー。

天気が良かったらとても美しいだろう。



ローマ円形競技場。
ここも1〜2世紀の建築という。

ここから、この周辺をぐるっと一周する考古学の道を歩くことにする。


とても欧州的な素敵な回廊である。


壁面のくぼみには鳩がたくさん巣を作っていた。


回廊を出て、元いたところへ戻る。
その間にも欧州を感じさせる街並みが たくさんある。

そのあと先生と合流し、食事となる。
パエリアの美味しいお店へ連れて行って頂く。

待ち時間が長かったので、お土産に持ってきた 有田焼の湯のみをプレゼントした。
頑張って即席のスペイン語で思いを伝えた。

Esto es un regalo a vosotros.

Es Arita-yaki taza.

Arita esta en saga,kyusyu,Japon.


これはお二人へのプレゼントです。
有田焼のカップです。
有田は日本の九州の佐賀にあります。

Gracias por hoy.

Quiero volver a España.

quiero ser amigo con vosotros.

Por eso estudio epañol más.


今日はありがとう。

またスペインに来たい。

そして、お二人と仲良くなりたい。

なので、スペイン語をもっと勉強します。


通じた!

よかった!


そして、待つこと1時間、料理が運ばれて来た。


第1弾、海産物の乗ったおじや 風のパエリアである。
パエリアも美味しかったが、初めて食べる、ロブスター も とてもうまい!


第二弾、 パスタを使ったパエリア。
いくつか乗っている白いソースは にんにくマヨネーズである。
どちらかというとこちらが好き…いや、さっきのも捨てがたい。

先生とはここでお別れ。
名残は尽きない、
「Me lo pasé bien muchas gracius!」(とても楽しかった、本当にありがとう)
とつたえた。
(文章は翻訳アプリより。)

帰りの列車。
行きと同じく特急だが、時刻表を見ると所要時間が全く違う。
しかしこれに乗らなければ帰れないので乗ることにする。
出発してしばらくして、来た路線と違う路線を走っていることに気づく。
昨日行った、サンサドルニダノイア駅の方を通るらしい。
少し遠回りである。

結局、2時間かけて、ホテルに到着。
疲れて一眠りしたら、遅い時間になってしまった。