朝起きてみると、若干の曇り空。

今日の予定は、Cava(スパークリングワイン)で有名なサンサドルニダノイアのコドルニウというワイナリー見学である。


ホテルの近くからスペイン国鉄のレンフェに乗る。



初めての海外の電車。
(地下鉄は昨日体験済)
道路と同じで鉄道も走る方向が逆(右側通行)。
何だか違和感を感じる。
軌間は広め(広軌?)

車両は日本の在来線より少し大きい。
列車のすれ違いの音が静かに感じた。
(ドアが密閉式で音が出ないため?)

およそ40分で、サンサドルニダノイア駅に到着。
ここからはしばらく徒歩での移動である。


道路脇にもワインの瓶や


コルクの栓の車止めがあったりして、ワインの街であることが分かる。

しばらく町並みの景色を楽しみながら歩く。
数軒のワイナリーも見られる。


しかし、何故こんなところに、大八車が!?


コドルニウのワイナリーに近づくにしたがって、ぶどう畑もたくさん見られるようになる。


駅から40分ほどでコドルニウに到着。
なかなかしゃれた作りの建物。
見学まで1時間ほどあるので休憩しながら待つ。


スタッフさんよりスパークリングワインの作り方や装置などの説明(もちろんスペイン語)があるが、当然のことながら全く分からない。
彼女からあらましを聞いて理解する。


ここでは、延長数kmにも達するトンネルの中で、ワインが寝かされている。
そのトンネルの中を、トロッコで見学させてもらえた。


こんな感じのトロッコ。
何本もあるトンネルのそれぞれに、いろいろな名称がつけられていて、その一つにCAVA-TOKYOというものもあった。

見学が終わり、スパークリングワインの試飲タイム。


口当たりのよいもの、熟成されたものなど3種類のスパークリングワインと数種類のチーズを頂けた。

この時、カメラで撮った写真を取り込むためにスマホを取り出した。
その際に、邪魔だからとつけていたモバイルバッテリーを取り外したが、おそらく、この時にこのモバイルバッテリーを置き忘れてきたらしく、今手元にない。
出発時のクレジットカード忘れにつづき、また「やってしもうた」である。
もう自己嫌悪の嵐。
※後日見つかった。置き忘れてなかった!

さて、お土産にいくつか買っていきたかったが、スーツケースに収める自信がなかったので、大きなの1本とかわいらしげなの3本にした。

帰りも駅まで来た道を戻る。
途中雨が降り出したりして、少し焦るが何とか持ってくれた。


帰りの、サンサドルニダノイア駅で。
ちょうどよいカーブがあったので、「鉄」風に収めてみました。

ホテルに戻ってきたのは夕方だったが、この後予定していた買い物とバルに食事に行く時間にまでにはまだ早かったので、少し休む。

買い物は、少し遠めの、だけど彼女おすすめのスーパーまで。
食料やら飲み物、お土産など買い込むと結構な量の荷物に。

そのままバルで夕食をと考えていたが、それどころではない荷物となったため、一度ホテルに戻る。

一度戻ってきたのもあって、予定の時間を過ぎていたのと、遅い時間になればなるほど、バルが混み合うということで、急いでホテルを出る。

当初の予定のバルに行ってみたが、人だかりができている。
これではだめだと別のバルを探す。
帰り道に雰囲気の良さそうなバルがあったので、ここで食事をすることにする。


まずは、乾杯。
クララと呼ばれる、ビールを炭酸のレモンジュースを割ったもの。
以前、博多駅のバルで飲んだことがあったが、甘くて非常に飲みやすく好印象であったので、今日も頼んでみた。


最初に出てきたのは、コラソン デ  アルカチョファと呼ばれる料理。
日本にはないアルカチョファと言われる野菜の上に小さめの目玉焼きが乗っている。

早速食べてみたが、初めて食べる味。
でも、美味しい。


同時にやってきたのが、パタタ デ ブラバスというじゃがいもの料理。

日本人の口には濃すぎるかもしれないと思われるが、私が濃い味が好きなので、進む、進む。

クララともとても合う。



こちらが、パン コン トマテ。

パンにトマトとオリーブオイルと塩をあわせたもの。

素直な味で好感が持てた。



最後にきたのは、こちら。

コチニージョ。

豚の角切り肉を焼いて、塩で味付けをしたもの。

とても柔らかい。

福岡の人間で塩のきいた豚バラ串大好きなので、この料理も大いに口にあう。


真ん中にある緑はししとうで、こちらも塩味が効いてて美味い。


ここでしばらく楽しく贅沢な時間を過ごしてホテルに戻った。