北京のトランジットラウンジで日を越えて、深夜便でバルセロナへ。


バルセロナ行き A330-300

日本時間では既に3時を回っているのに、何故か眠気が来ない。
離陸後、機内で軽い食事が出る。



メニューはサンドイッチとマドレーヌ。

サンドイッチが美味しい。

若干の空腹を感じていたので、嬉しい。


ここからうとうとしながら眠りにつく。

だが、目覚めてみるとまだ到着まで7時間もある。
機内は照明を落としてあり暗い。
外はまだ朝が来ていない時刻なので、真っ暗なはず。
だが、窓のシェードの隙間からは光が漏れてきている。

なぜ?



緯度が高いからであろうか、日が沈まない夜が来ているのかもしれないと思った。


暗い中、じっとているのも苦痛なので、音楽を聞いていたところ、彼女が目を覚ました。

映画を見ようかということで、あらかじめダウンロードしていた映画を一緒に見る。


だが、それが終わってもまだ、到着まで3時間もある。

彼女と会話をしながら過ごしたが、少し寝ておかないとと思い、1時間ほど眠る。


気がつくと、機は着陸態勢にはいりつつある様子。



バルセロナの街を左手に見ながらファイナルアプローチ。


着陸後、入国審査。

審査官の方へ「Hola」とご挨拶。

するとニコニコしながら「お元気ですか?」と日本語で返して頂いた。

「Muy bien」とこちらも応戦。

ほっこりしながらの入国となった。


まずはホテルへチェックイン。

郊外のホテルだがすごくよさそうなところ。

荷物を整理して早速でかける。


この日の予定は、バルセロナの市街からほど近いバルセロネータのビーチでのんびりするコース。

それにプラスしてモンジュイックの丘にも行くことにした。

お昼も彼女のおすすめのお店ですます計画。


地下鉄に乗って、そのお店へ向かう。

だが、長蛇の列。

待とうかと思っていたが、まだ開店までですら40分あるとのこと。

この後の予定もあるため、他を探すことに。

そのお店の脇に、欧州っぽい通りを見つけたので、写真を一枚。



だが、遠く欧州までやっときたという感じがしない。

まぁ、次第に分かってくるだろう。


さて、問題は食事である。

そんなに簡単に代案は出ないし、とりあえず歩いてみることとした。


ふと、マクドナルドの看板を見つけた。

昔、ニュージーランドで御当地バーガーを食べたことを思い出し、スペインの御当地のものがないかと気になった。


簡単にお店が見つかったので、早速入って、メニューを見る。

ん〜、これはスペインの!というのはなさそう。

それよりびっくりしたのが値段。

10€弱だったので今のレートで言うと、1,600円くらい。

え〜!マクドナルドで1,600円とおもいつつも、チキン系のバーガーを頼んでみる。



パンが美味しい!

それから、ドリンクでつけた、ガズパチョ(冷たい野菜のスープ)もなかなか。


さて、目的のバルセロネータの海岸に着く。



地中海だぁ!

たくさんの人が太陽と海の音を聞きにやってきている。
我々も、レジャーシートに腰を下ろす。
じーっと見ていると、飛行機雲が見える。

ふと、彼女が飛行機雲ってどうしてできるんだろう?と呟いた、
それを聞いて、ふと空を見上げた。
そしてわぁ!と思った。

 
数本の飛行機雲が頭上に直線を描いている。
これは既に芸術である。
さすがバルセロナ。


バルセロネータのビーチからは、Wバルセロナというホテルが望めるが、これをヒルトン福岡シーホークに置きかえてみると、百道浜みたいに見えない?(笑)

しばらく、地中海のビーチを見ながらゆっくりしていたが、日が落ちる前にモンジュイックの丘にたどり着いておきたく、ここを後にする。

モンジュイックの丘へは、ビーチから出ているゴンドラに乗る。
海の上を通る、珍しいゴンドラである。


入口につくと、70分待ちとのこと。
このゴンドラも是非乗ってみたかったので、待つことにする。

ゴンドラの中では何とかバルセロナの街側の席が取れたのでいろいろ撮影する。
バルセロナの象徴でもある、サグラダ・ファミリアも、初めて目にする。


その中で、写真中央下のようなブイのようなものを見つけたが、なんだか形が変。

撮ったものを寄せてみると、


何?バルセロナに小便小僧?
いけないところに星マークまでしてある。(笑)
何だったのかはよく分からないが面白かった。

ゴンドラを降りて、モンジュイックの丘を歩く。
あちこちにヤマバトが居て、クーククー、クーククーと鳴いている。
心なしか宗像のより声が高い気がする。

30分ほどで、カタルーニャ美術館に到着。


天候も風も心地良い。


ここに来たかった理由…この景色を見たかったのである。
少し陽が陰っているのが残念だが来れてよかった。
連れてきてくれた彼女に感謝である。

ここまで歩いて、さすがに喉が乾いた。
しかし、日本みたいにコンビニや自動販売機がそこらにあるのは世界的には珍しいのは知っていたので、我慢するしかないと思う。

ここから地下鉄でホテルに帰り、そこから近くのスーパーマーケットまで、食料などの買い物に出かけた。

結局、飲み物にありつけたのは、ホテルにもどってから。

疲れた〜