まえの記事 からのつづき

 

彼女が帰国してから、しばらくその旅の話題からは避けた。

もう、しばらくは海外へ行くことはないだろうと思ったからである。

 

半年が過ぎて、なんとなくその話題になった。
冗談半分で、今度行く機会があったら…などの話をした。

 

驚くことに彼女は「また行こう」と言った。
まだ、旅の記憶が新しいのにである。

 

少しその気になり、往復の航空券などを調べたりしはじめた。
どこの航空会社がいいかとか、どんな席に座ろうかとか。

私は基本的に窓側が好きである。
以前に、ニュージーランドや北米に行った時も、10時間くらい平気で窓の外を見ていた。
だが、今はその頃とは違って、長時間の移動は新幹線でも飽きてしまうようになってしまった。
また、じっとして居られないときはやはりすぐ通路に出られるのがいい。
そうなると、2列席がある機種が好ましい。

 

こんな状況だったが、まずは現状把握。
最初に検討したのが、福岡→香港→ロンドン→バルセロナ線。
彼女が先回旅したときとほぼ同じルートである。

 

福岡→香港、香港→ロンドンがキャセイ、ロンドン→バルセロナがブリティッシュエアウェイだ。

 

福岡→香港はA330なので「2-4-2」の配席である。

 

引用元:cathay-pacific

よしよし。
しかし、香港→ロンドンはB777なので「3-4-3」。

 

引用元:cathay-pacific

ロンドン→バルセロナはA319なので「3-3」。

 

引用元:britishairways

帰りもほぼ同じ機種である。
長距離の一番飽きがきそうな便で、隣に2席あるのは少し億劫かな。