海外営業の仕事 pricing | リーマンヒデのブログ

海外営業の仕事 pricing

リーマンヒデです。こんばんは!


今週は火曜日スタートだったので、1週間が早かったっす(・∀・)


今週事務所にこもり必死で取り組んでいたのは、Pricinぐぅ~。


先ずは上期に開拓してきた各販売チャネルにおける


受注動向のReviewをチーム内で実施。



地域性もあるが、販売チャネルにより、商品の売れ行きが


如実に見えてきたので、下期は商品毎に実績が出ている


チャネルに販売の窓口を集約化させ、戦略的価格とチャネル


施策を以って市場を動かすぞ!とチーム内で気合を入れる!!



北米、欧州、アジア・中東・オセアニア。。それぞれの国に


貿易上のルールや、関税率の違い、付加価値税などがあり、


価格設定する際は、地域間における、Conflictを避ける為に


様々な要素の検討が必要になります。



・M.S.R.Pの設定 = Manufacutre's suggested retail price

            メーカー希望小売価格


・MAPの設定 = Minimum Advertised pricing

          最低広告価格


・Distributor向け価格の設定 Tier 1 /Tier 2/ Tier 3 (格付け)



・Distributorのmarkup(comission fee) 利幅の設定



・Q'ty Discount(数量割引)の導入  



・数量Criteria(基準)の設定



・アライアンス先企業との販売戦略立案



・Conditionsの設定: Air/船積み/ FOB/CIF/C&F/DDU ....etc



・支払い条件: L/C(Letter of credit)信用状、

          T/T ( Telegraphic transfer ) 電信送金 etc


取引通貨の設定: US$、Euro、RMB......


為替の設定: JPY/US/Euro/RMB....


まあぎょうさん貿易用語は出てきます。


http://www.boueki.jp/



香港、シンガ、ドバイはcustoms-free trade zone


(無関税の貿易圏)なので、その利点を活かして


どういった営業展開が組めるか。



中国は輸入時に商品により増地税(VAT 17%)がかかるので


中国製パーツを使い、中国生産をして、完成品


輸出による増地税還付(一般的には13%)で


収益を上げ、商品競争力をより強固なものにしていくのか。



タイの関税率は高いので、免税措置をうける為、


製品設計時より仕様を合わせ込み設計するのか。。


EMS(Electronics Manufacturing Service)を使い、


数量コミットによる、業務委託で収益を上げていくのか。。



書き出すときりがないくらい方法が出てきます。



僕の仕事は大半がB to Bなのですが、


下期からB to Cの商材も扱う事になりました。


今商品のネーミングなどを決めているところです。


商標登録って業種が違えば、基本的に同じネーミングをつけても


良いみたいですね。そのメーカーが商標登録時に


誰にもこの名は渡さへんで~っと宣言してら駄目みたいですが。。。



B to Cの場合、特にWeb媒体にのっけるAd(広告)は


MAPの設定をしないと、世界中で大騒ぎになります。



今週は事業部トップに呼ばれ、下期から、立ち上げてきた市場は


極力部下に渡し、ドバイ、イスラエル、インド市場のFS(Fesibility study)を


しろと指令が出されました。



今はたくさんの市場を見るより、取り組んできた市場の育成に


時間を費やしたいと主張したんですが、どーやら数年の間で


海外駐在の可能性を示唆されました。



30代前半で一度アメリカ駐在のチャンスがあったんですが


自信がなかったのでその時は断ってしまった。



でも30代後半になり、その考えが少し変わった。


たった一度だけの人生。


どの国に行こうが、人生を楽しんで、何事にも


チャレンジしてやる!!って



そうなれば、ブログのタイトル



”現役海外で営業しているリーマンヒデ”になってまうなぁ。


 ちょっとタイトル長いなぁ(^-^)/



今は余計なこと考えずに、目の前の仕事をこなそう!




では皆さんよい週末を!!




リーマンヒデ@今週はオフィスワーク