おもひでの品と最新の品。
思い立って岩手から思い出の品を取り寄せた。高校生だった17歳の時に、夏休みのアルバイト代の全てを注ぎ込んで買った、人生初のマイ・ベース。(それまでは友人から5,000円で買ったメーカー不明のベースが相棒)とあるハードロック・ベーシスト(B氏)に憧れたクマヒデ少年はその彼が使っていた、Fenderのプレシジョンベースを人生初の相棒に選んだのだった。その夏のアルバイトは、新しい牧場の外周に柵を作ると言うもの。牧場の境目の外周(距離にして1kmくらい)に2m間隔で杭を打ち、板を渡してクギを打つ。これを炎天下、延々と約20日間続けるという過酷を極めるものだった。日給5,000円。頑張りました、クマヒデ少年!そんなこんなで、買ったベースを高校時代から使い倒してちょっと休ませていた。ここ10年は地元のコミュニティバンドの設備ベースとして使ってもらってたが、ふと手元に置いておきたくなって取り寄せた。約10年振りに戻って来た「青春の相棒」はだいぶくたびれていた。まぁ、個人が管理していなかったから仕方ないか・・・ゴメンよぉボディやネック、金属類はくすみ、キズは増え、年月を感じさせる外観に。ネックも反ってたし、ピックガードは裂け、ナットは割れ・・・10年放置の償い(笑)として完全解体してのメンテを決定。さっそくバラして、磨く磨く・・・ボディは磨けばそれなりになったね。金属部はピカール使ってゴシゴシしたらだいぶマシになった。ここまでやって、横浜の楽器屋さんにパーツの買出しに行って来た。完全にサビてメッキが浮いたりした金属パーツは新調。それと、ピックアップも替えるのでついでにボリュームもジャックも新品にします。ピックガードも珍し「クリーム・パーロイド」を某オークションで入手済み。ホワイトがエージングされたような色合いが独特で気に入った。今日は磨いて、買えるパーツを買って来て終了。あとはピックアップとナットが届いたら本格的に組み込み開始。フレットも打ち直したいけど、それはまだちょっと自分ではできないかな(いずれはやります!)そこで届いたのが、コレ!Mark Bassの「Mini CMD 121P」っていうコンボアンプ。アンプを買うのは10年振り。ガタイの大きいコンボを売りに出して満を持してポチった。いつだったか楽器屋でベースの試奏をした時に鳴らして思わずうなった。こんなちっこいのになんだこの音圧!?このハッキリした音は!?12インチスピーカー1発で40cm角のサイコロ形状のコイツはなんと300Wも出せる。箱鳴りがないと低音は出ないと思ってたが衝撃的な裏切り。それ以来黄色いスピーカーのかわいさも相まってずっと欲しかった。自宅じゃそんなに鳴らせないけど、やっぱりコイツはスゴいね!ビックリな低音。もっと鳴らしたい~♪ってな、連休最終日でした。今日は暖かかくてバイクを引っ張りだそうと思ったけど、思いがけず盛りだくさん。さてさて明日からお仕事も頑張りましょ!