ユニバーサル インターナショナル
コンプリート・ヴォリューメン 1993-2003 グレイテスト・ヒッツ

ビョークのソロ・デビューから03年までの全ビデオ・クリップを集めた作品で、00年に出た『ヴォリューメン』を全21曲に拡大させた完全版。
ビョークのビデオ・クリップは、アルバムやライヴと同様に彼女の重要な表現方法といえるもので、単なるプロモーション映像ではなくアート作品と呼べるほど完成度が高い。カラフルな映像の初期作品もいいが、やはりサード・アルバム『ホモジェニック』以降の曲がすごい。斬新でぶっ飛んだアイデアが次々に出てきて、ひたすら圧倒される。「ハンター」ではスキンヘッドのビョークが突如としてアザラシ(?)に変容し、「オール・イズ・フル・オブ・ラヴ」ではサイバー・パンク的なサイボーグ姿になり、「ヒドゥン・プレイス」では超どアップの彼女の顔に絵の具のような物体がうごめき、どんどんエスカレートしていく。