25日から秋学期が始まる。

今日がその履修登録の締め切りで、最後まで悩みながらもWEBで無事登録を済ませた。

DBS入学のモチベーションの一つとして、色んなエッセンスを自己に取り入れて、体系化・一般化させて自社の弱みを再発見、最小化し、強みに転換できるだろうと考えたから。その観点で、論理的思考や数理面での自己の「弱み」と認識する部分を補完するべく、過去履修を続けてきた。時間が許すのならば、さらに物理などの全くの専門外へも食指を動かしたいところだが、3年卒と言えどもそうはいくまい。

今回のタームでは、自己のメインテーマでありライフワークでもある“マーケティング”をさらに深堀りするべく、統計分析の手法を用いた『マーケティングサイエンス』、長らく履修したくても取りたい授業と重なってしまい、なかなか履修できなかった『ビジネス会計学』、モノづくりをイノベーションやSCMの観点から『サプライチェーンと生産プロセス』、そしてケンブリッジ教授による『イノベーションと技術経営』の4つを選択した。今後の日本企業にとって、既にそうであるようにメーカー受難の時代が続くと考えており、その意味においても、3つ目、4つ目の教科履修は生産プロセスにまつわる一連の勘所をおさえる意味でも有用なものだと考える。取りたい教科があまり無かったことも関係しているが...(汗)。

これからはモノそのものを売る時代から、モノを媒介にしてサービスを販売する時代、知恵やアイデアを売る時代、コンテンツで儲ける時代が加速していくと思われる。私自身の学術的根拠はまだまだ薄いままだが、林モデルで言うSICS価値(コトの価値)があるかどうかが真に問われる時代になるだろう。頑なに技術に拘り、時代の変化を敏感に読み取り、その中で改良を重ねていくビジネスモデルも確かにあるだろう。しかし、昨今諸費者ニーズの変化は過去に例の無いほど急速に変化(進化?)している。であるならば、モノの価値はそこそこに、コトの付加価値をさらに高めるサービスマーケティングの成否が、先行者利益に結び付くと、定性的であって定量的尺度ではないが、考えている。

そこらあたりの体系的学習は、来年度の『サービスマーケティング』において、仕上げをしようと考えている。

25日から秋学期が始まる、始まる、始まる、はじまる、はじ◎。。。