ペタしてね

もう正月休みも終わりじゃき...DBSもボチボチと始まるけんのぅ。。仕事もせないかんぜよ・・・

2010年NHK大河ドラマ『龍馬伝』が、遂に始まりました!第一回目はまだ土佐を脱藩する前の下級武士の時代のつらい話で、不覚にもいきなり涙してしまいました(これから何回泣かされるのか・・・)。まだまだ階級差別による閉塞感に悶々として方向性を見出せない龍馬ですが、これから京へ上ってからの大活躍(暗躍?)が楽しみです!

最初、龍馬を演じる福山雅治って、軽い感じだしどうなのよ?と思ってたけど、時代劇初挑戦にも関わらず、いきなり役に溶け込んで福山版龍馬像を演じきっていて全く違和感無かった。今まであんまり好きじゃなかったけど、凄くいい俳優。

デフォルメされてる部分もあるんだろうけど、140年経っても色褪せない龍馬の人間的魅力(ブランド・パーソナリティー)ってなんなんだろう??アーカーのビッグ5で切ってみた。「器用さ・優しさ・機転が利く・ユーモア・気前がいい・大らか・マザコン・包容力(女性的)・忍耐力・決断力・既成概念にとらわれない・求心力・全方位の人・人から好かれる人・リーダーシップ・・・etc」。つまり・・・、雑駁に言って、「誠実」因子、「刺激」因子、「能力」因子が際立っていて、それと「素朴」因子も少し立っていたんだろうなぁなどと。なるほど・・・、大衆受けする訳です。マーケターは、当然マスマーケティングで大衆層のセグメントを狙っている筈でしょうから、当然と言えば当然です。

しかし、今のこの不景気で閉塞した時代に『龍馬伝』が大河で回ってくるとは・・・。今のこの暗い世相には、活力となるような躍動感のあるドラマ、ストーリー展開が求めらていると思います。上手く視聴者の心の中にポジショニングできれば、『新撰組』の平均視聴率も軽く抜くんじゃないのかな・・。確か放映2年前にキャストが決まった筈なので、リーマンショック後のグローバル恐慌や昨夏の過去最高の失業率も何も予想できなかった時期のはず。なのに、よくぞ『龍馬伝』を持ってきたなぁーって感じです。