朝からDBS寒梅館へ。
秋学期前期の授業は先週で終了し、本日は講演会と残されたアサインメントをするためでした。

ここ2週間ばかりず~っと睡眠時間があまりとれず、さすがに頭が冴えません。。
午後13時から16時まで『グローバルMBAコース開設記念シンポジウム』と題したパネルディスカッションが開かれました。

■第一部:記念講演
■テーマ:「日本型企業」とは、まだ有意義な概念といえるだろうか?
■講 師:ロナルド・ドーア氏(ロンドン大学名誉教授、同志社大学名誉文化博士)

■第二部:パネルディスカッション
■テーマ:人的資源の国際化:新しい経営モデルを求めて
■パネリスト:オムロン㈱ 人事部部長K氏、ネスレ日本㈱ ダイバシティー マネージャーM氏
■司 会:西口泰夫氏(京セラ㈱元社長、本学大学院博士課程(総合政策科学研究科)卒)

ロナルド氏の講演はとても興味深く、日本経済、日本企業を長年研究し尽くした85歳の方の噺は含蓄があり、示唆に富んでおりました。特に、「会社は人間の集まり。会社は未来永劫続くものではない。」というお言葉は、昨今のCSRブームを改めて考え直すよい機会になったと思います。「従業員賃金については確実に下がってきており、逆に配当や管理職給与・ボーナスは上昇」の一途を辿って来ております。一体誰に、どのような形で、どの程度、今後会社は利益を還元していけばいいのか・・・。株主主権論を振りかざし、権利を主張するだけではダメという事かもしれません。

次週は学外で京都CSR研究会主催の「CSR報告書を読みほぐす会」へ参加してきます。
日本写真印刷㈱様のCSR報告書についての説明会があり、意見交換会、グループ発表を行います。

第二部では、グローバル展開をされている2社の人事担当者様におこし頂きました。
ネスレなどは、いわずと知れた世界最大の総合食品・飲料企業ですが、明治維新以前の創業という歴史や、M&Aを次々行い規模を拡大し、医薬品事業まで進出しているとは、知りませんでした。
消費財のためマーケティングの授業において、ケースとして取り上げられることが多いですが、そのような側面を持っているというのは、事業創造系の授業で無い限り学ぶ機会あまり無いかもしれません。創業者アンリ・ネスレは、元々はドイツの薬剤師で当時乳幼児の死亡率が高かったため、新生児を救うためベビーフードを開発したそうです。考えれば、コカ・コーラやペプシも元々は確か薬剤師が創業した筈で、薬学知識が起業家精神と結び付いて、イノベーションを起こしたと考えると、非常に興味深いですね☆。

考えれば、DBSの製薬メーカーの生徒(Y手隊長、M島さん、など)も非常にユニークなキャラですもんね♪昨今日本では、そのような起業やイノベーションはあるのでしょうか??

その後、夕方から『マーケティング戦略』の最終アサインメントを急ぎ作成しました。今回は、J・AakerのBrand Peraonalityに関して任意のブランドを選択してプロファイル、先程漸く提出しました。(「やっと、一つ終わったビックリマーク」)

その後夜、22時から三条小橋にある『池田屋』へ行ってきました!
参加メンバーは、CEO、Shane、◎ちゃん、柴ヨー(以後キッコーマンへ改名)、栗ちゃん。さんざん店に入れず、最後に辿り着いたこの店。来れて喜んでたのは、僕とShaneだけのようですね・・・目幕末の話をすると、止まらなくなるの割愛致します(笑)。

あともう少し頑張って、最後の『国際関係と経営戦略』のレポートを仕上げたいと思います。
(来週は時間無いので、明日が勝負かなぁ)

(画像:DBSの志士達)
DBS MBAでのワークライフバランス ひで-DBSの志士達

(画像:栗ちゃん)
DBS MBAでのワークライフバランス ひで-栗ちゃん