おはようございます
放射線治療初日の前日、予約していたクリスマスケーキを受け取りに休職中の職場に顔を出しました
みんなの顔をみたら、気持ちがあったかくなって、
”私には戻る場所がある！！”
と、力が湧いてきました
照射１回目
放射線治療室の扉はとても重く感じました
設備は新しいのですが、なんか隔離感があります
私は治療後半から職場復帰をすることになっていたので、最後まで同じ時間で治療をしたほうがよいとのことで、毎日２時の予約でした
完全予約制なので、いつも60代位の男性のかたと一緒でした
機械が2台あり、その方はもう片方の機械でいつも照射されていました
待合の椅子では看護師さんから必ず体調の確認をされました
そして、自分の番がくると、看護師さんが必ず同伴して治療室へはいります
いつも、オルゴール系のＢＧＭが流れていました
カーテンで仕切られたスペースで上半身裸になり、バスタオルを巻いて台に寝ます
そして、両腕をあげたままの姿勢になります
そこからは、自分で体を動かしてはいけませんでした
技師の方が、微調整をされます
最初は、男性の技師の方に、至近距離で取り囲まれる状況に慣れませんでした
看護師さんが側にいてくれますが、全神経が看護師さんにいっていました
心細かったんだと思います
準備が整うと、私以外の方は部屋から出ていき、モニターのようなもので見ておられるようでした
機械が自分の周囲を回転し、
ジーーーー ジｰｰｰｰｰｰｰ
ジｰｰｰｰｰｰｰｰ
と、音が鳴るだけでした
正直、
”これ ほんと 効果あるんやろか？
ガン細胞 やっつけよんやろか？？”
と、思うようなあっけなさでした
照射が終わると、それからが長く感じました
毎回、照射の位置をマーカーで書き足されました
けっこう、首の周辺までかかれていたと思います
着る服のデザインによっては、見える感じでした
終わってから、看護師さんから、ラジオ体操カードのような予定表と、ＣＴ撮影時の画像をもらいました
ＣＴの画像は、照射の範囲や方向をわかりやすく図示してありました
”このように なるべく肺に当たらないように照射をします”
と、言ってもらう
おお～～スゴイ
久しぶりにすごく安心して不安が小さくなりました
家に帰ると少し疲れて、頭痛がして少し寝る
ここから25回スタート！ ヤルジョ～～
