おはようございます
退院して、家に帰ってくると、思っていたより家は片付いていました
みんなで頑張っていたようです
それから、自分で車を運転してアチコチ用事を済ませました
でも、なんだかフラフラして地に足がついてない感じです
お店のなかでも、バリバリおばあちゃんなんかみると
”ウワー 元気だな~~”
と、なんか圧倒されます
退院した日に、動きすぎたと思います
家の片づけや、夕飯の支度などをしていたら、夜とんでもなく具合が悪くなりました
翌日、ほぼ、一日中寝ていました
入院中ですら、昼は起きて、読書をしたりしていたのに・・・
シートの張替え日だったことを思い出します
自分でやってみると、痛くはないのだけど、やっぱり怖い
傷がビヨ~~と伸びるとき、ウワ~~~となります
退院後の生活で一番想像していたのと違ったのは、腕の可動域のことでした
やっぱり、乳がんの手術を受けるということで、胸のことばかり神経がいっていましたが、実際には腕のほうが大変でした
センチネルリンパ節生検を受けているので、腕を上げると
”何か幅が足りない・・”ような感じです
何かの拍子に体が弾むと、胸の周辺がズンと痛みます
手抜きをしようと思って冷凍餃子を買ってきているのに、大根おろしが思うようにできません
右手・・左手・・また右手・・・
すぐに限界がきます
”ああ~ まだこんなにある・・”
ウンザリです
食後、テーブルをフキンでふくのも、なぜか力が入れられません
怖さもあるのでしょうか?
すぐ近くに家族がいるので平静を装いますが
”なぜ こんなこともできないんだろう”
と、気が滅入ります
自意識過剰な面もあったと思います
洗濯ものを干していて、身の程もわきまえず、少し遠くに手を伸ばした瞬間に
脇にズキッと痛みが走ります
でも、1ケ月ほどたつと、ごく自然に腕もグルグル回すことができるようになっていました
ジャンプしても、全然平気です
”ああ なんだ 時間がたてば戻るのね”
と、思いました
退院後、下着事情が少し困りました
乳がんの手術を受けた方専用の下着があることも知ってはいました
ですが、割高感もあり、一時的なものならもったいないと感じ、手持ちのノンワイヤーブラで術後を乗り切ろうと考えていました
先生から”渡してあるシートを使い切ったら、もうはらなくていいよ”
と、言われていました
ですので、何もはらず、ノンワイヤーのブラをつけて生活してみると・・・
”とてもじゃなく無理”
という感じです
傷がこすれるのか??
傷がない部分もなぜかこすれて、気になっていたがゆい
何も動かさない状態でも我慢できません
これ無理・・・
ノーブラ生活へ逆戻りしました
今の時期だけかもしれないとも思いましたが、乳がんの方用のブラを購入することにしました
FLEEPというメーカーが目にとまりました
割高感は少しありますが、デザインも医療用という感じでなくかわいい
何といっても肌触りが優しくふわふわで、使い心地満点です
少しずつ、買い足しています
やっと、やっと普通に下着をつけて生活できる
嬉しかったです
退院後、家事くらいであれば、最初から何でもできましたが、感覚まで戻るには1ケ月位かかったような気がします