おはようございます
手術当日
前日はよく眠れた(*^^*)
我ながら大したもんだと思う
看護師さんから
”先生が手術の点滴を入れに来ますから~” と、伝えられる
昨夜の夜に飲んだ下剤が、効いている感じがサッパリしない 大丈夫か??
看護師さんからも
”便は出ました??”と、聞かれ、”出ていない”と、答えると
”うーん”と考え込む様子・・・
もしかして 浣腸されたらどうしよう??と不安になりかけた時、
お腹がゴロゴロしだした
”良かった・・キタ~”
個室だったけど、主人もいて気になったので、共用のトイレへ行こうと、廊下を歩いていると・・・
昨日手術の説明に同席していた、頼りないオーラを半端なく出しまくっていた研修医が、キャビネットをゴロゴロひく看護師さんを従えて、白衣で風を切り、颯爽とした足取りで
”はい!! 手術の点滴を入れに来ました~~”
と、ハイスピードで大部屋へ入っていく姿が見えた
彼には、その場の空気を一気に変えるような覇気がみなぎっていた
もう・・昨日の雰囲気とはあまりにも違っていてビックリしてしまった
”ああ~ なんだ ちゃんとやるのね”
と、思うと同時に、おそらく不安な気持ちでいるであろう患者さんに、
”さあ!! いきましょう!!”
と、スイッチを入れるような態度に見えた
この研修医の思いやりというか優しさのように感じた
次は、私の番だ! と、思い急いで用も足し(無事に)自分のベッドで準備万端にして、待つけど来ない・・
だいぶ待って、研修医登場
”手術用の針だから、太くて痛いですよ~”と、言いながら、一発で針を入れていった
手術用の上等のガーゼでできたような、羽織のようなものに着替えるように言われ、着替える
イヨイヨです(>_<)(>_<)
看護師さんの付き添いで歩いて手術室まで行く
建物も設備も全て新しい病院で、ウワ-となる
手術室へ入ると、想像よりたくさんの人
一人だけ、少し奥で、パソコンの画像を、とてつもない迫力というか、凄まじい集中力で睨んでる人がいた
先生だった
私は、勝手なイメージで‥先生からいつもの感じで
”ハイ! 始めますよ~ 頑張りましょうね~”
的な感じでいわれるもんだとばっかり思ってたから、想像と違い過ぎるわ
と、思った
診察の時の先生は、温和な感じ
慎重に言葉を選び、説明される姿勢に誠実さを感じた
告知のときに
”手術の執刀は私がします”
と、言われたとき、ものすごい安心感を覚えた
いいことが何にもないと感じる中で、それだけがラッキーなことのように感じた
その時の、先生は診察の時とは別人のようだった
近寄りがたいオーラが全開で、ドラゴンボールのカメハメハー!!って感じで自身の神経をパソコンの画像と一体化させているかのような感じだった
医療者として、命に向き合う、凄まじいほどの執念と真剣さを感じた
手術台へ寝て、手足を固定される
酸素マスクから、シュワーっと何かミストのようなものがでてくる
”点滴から麻酔が入りますから、ちょっと痛いですよ~”
と、言われるけど、痛くはなく、目を開けていられなくなり、意識がなくなった