こんにちは

 

 

明けて2018年お正月は母と過ごした最後のお正月でした

家族が集まり、孫3人楽しく過ごしました

 

 

 

この時期一番、困っていたのはやはり食事でした

先生からは、胃の出口が(腫瘍で)細くなっています。注意して食事して下さいと言われていました

 

柔らかいもの・消化のよいものと母も注意していたと思うのですが、ついに恐れていた状況になります。

食事が全くとれなくなり、入院することになりました

鼻からチューブを胃まで入れて、数日かけて胃の中の内容物を取り出すという治療をしていただきました

 

そして食事がとれないので、栄養補給としてどうみてもマズそうなドリンクを飲まないといけないようでした

”あとこんだけ・・少しずつ飲みよる・・”

チューブをいれたまま、500cc位はありそうな栄養ドリンクを少しずつ飲んでいました。

 

見た目にはかなりきつそうでしたが、母は気丈でした。

愚痴をグチグチまき散らしながら、ガンには負けないメンタルの持ち主でした

 

この入院期間中に先生から今後の治療方針について話がありました

 

先生: 胃の出口部分が腫瘍で細くなり、通りにくくなっています。生活の質を上げる為の処置として2通りあります。

 

まず一つ目は胃の出口に金網を留置して幅を広げます。内視鏡でできますから負担は軽いです。ただ長期間留置するものではないので、長期間になった場合は不都合なこともあるかもしれません。

 

二つ目は、胃から直接腸に流れていくようバイパス手術という方法があります。そんなに難しい手術ではありませんが負担はあります。

どちらの方法も一長一短です。○○までに相談して決めて下さい

 

父は、迷わず負担の軽い内視鏡でできる処置を希望します。

ですが結局、状態を確認するため行った胃カメラで、なんとかそのままで大丈夫そうという先生の判断で処置は行われませんでした

 

結果的にはこれは正解でした

でも私は内心 ええええ~?? なんでええ~??

なんで処置してくれないの?負担が少ないんでしょ? 

今はギリギリいいかもしれんけど、腫瘍ってどんどん大きくなるんじゃないの?

 

処置をしてもらったら、一時的にでも食事がもっと楽になるような気がしたし、不安でした。

いい患者いい家族ぶって先生といい関係を築きたいと思っていた私はうなずくしかありませんでした

 

 

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