うつ病は、男性よりも女性に多くみられると言われています。

アメリカ精神医学会に作成している「DSM-Ⅳ-TR」の統計では、

女性は男性よりも約2倍前後の高い数値を示しています。


まず、これには女性特有のホルモンの変化が関係しています。

月経前に時期には、半数以上の女性が、気分が沈んだり、

精神的に不安定になったりすると言われています。


それ以上に、「女性は社会的にストレスを受けやすい」という

環境的な要因からくる社会的ストレスが、女性ホルモンの変化よりも、

女性のうつ病の発症に大きな影響を与えていると考えられます。

専業主婦の場合は、家事や子育てを自分一人の肩にのしかかって

しまいがちで、共働きも、やはり職場では男性優位の風潮があったり、

家事も、妻の分担が多いということがあったりするでしょう。


このように、様々な要因でつぶされてしまわないように、

周囲の人もサポートを上手に受けるようにしましょう。