みなさん、首の骨って何個あるか知っていますか?
実は 7個。
この7つの骨が積み木みたいに重なって、首の土台をつくっています。
これが「頚椎(けいつい)」と呼ばれる部分です。
そして、その骨と骨のあいだには「椎間板(ついかんばん)」というクッションが入っています。
ちょうど、7階建てのビルの各階に防音材が挟まっているようなイメージ。
このクッションがあるおかげで、首を動かしたときの衝撃がやわらいでいるんです。
ところが、この椎間板が何らかの理由で飛び出してしまうことがあります。
すると、首の後ろを通っている神経をギュッと圧迫してしまい、
手のしびれや痛みが出てくることがあるんです。
これが、今回の敵の正体です。
つまり、本隊からはみ出た古びたクッション軍団です。
1.1.じわじわと忍び寄っていた“敵の攻撃”
今になって振り返ると、どうやら数年前から静かに被害は出ていたようです。
右手の指先や肘のあたりが、なんとなくジンジンしたり、時にはチクッと電気が走るような痛みがあったり。
でも当時の私はというと、
「テニスのやり過ぎだな」「ゴルフのフォームが悪いんだろう」
と、完全にスポーツのせいにしていました。
1.2.そして今年、ついに国境突破される!
ところが今年に入ってから状況が一変します。
あのジンジンもチクチクも、ついに“我慢できないレベル”に到達。
朝起きた瞬間から症状が出て、
お風呂で温めても、痛み止めを飲んでも、
まったく治まる気配がない。
「これはさすがにおかしいぞ…」
と、ようやく自分でも認めざるを得ない状態に追い込まれました。
1.3.一番つらかったのは…まさかの自転車
特に症状が強く出たのが、自転車に乗っているとき。
風を切って走る爽快感どころではなく、右腕の痛みで顔がゆがむほど。
後から知ったのですが、
人間の身体の構造上、自転車の前傾姿勢は首の神経を強く圧迫しやすいんだとか。
なるほど…そりゃ痛いわけです。