☆
地球に生まれた少年は、
宇宙の果てまで行きたいと思った。
理由は分からないが、もはやそれしか手立ては無いと感じた。
何万光年の長い長い旅を続け、旅をしていることすら忘れかけた頃、
少年は遂に宇宙の出口を見つけた。真っ黒の出口。
少し怖かったけど、期待と不安の両方を胸に、
ありったけの勇気を振り絞って、その出口に飛び込んだ。
光と静寂、確かに聞こえる鼓動。。。。
そうだ、ここは自分の心臓だ。
「そうだったのか。」
なんだかとても嬉しくて嬉しくて、体中から溢れる力を込めて
少年は少年の心臓からグワッと飛び出した。
「 ここは、地球だ。 愛に満ちた、地球。」
少年は初めて、小さなその胸の中に在る誇りを感じた。
「 ニュー・アース ～ 地球人 」
空に手を伸ばし この地に足を着けて
人は誰も皆 幸せを求めて行く
この地球に生まれ 生きる理由探し
気づいたたったひとつのこと
私たちは愛そのもの たった一つのそして無限の
ためらわずに泣いていいよ その光に触れたら
抱きしめたい目の前の たった一人のあなたを思う
私たちは愛そのもの たった一つのそして無限の
空の碧さを知り この地の美しさを知る
この地球に生まれ 生きる理由探し
この地球に生まれ 幾千の出会い
気づいたたったひとつのこと
私たちは愛そのもの たった一つのそして無限の
ためらわずに泣いていいよ その光に触れたら
抱きしめたい目の前の たった一人のあなたを思う
私たちは愛そのもの
たった一つの
そして無限の
ユニバーサル・フラメンコ・オーケストラ ～ 2013年宇宙の旅
関連記事
A NEW EARTH http://ameblo.jp/hide-flamenco/entry-11527335936.html