今回は南海電鉄のお銀こと、6000系無塗装を紹介します。

 南海高野線では、1960年代より沿線の宅地開発が進み、従来の15 m・2扉車体の561形・1251形、17 m・2扉車体の21001系・21201系では輸送力不足となっていました。これに対応するため、1962年、運転区間を高野線の平坦区間である難波 - 三日市町間に定めて、山岳区間に対応しない20 m・4扉車体の6000系通勤形電車を投入し、輸送力を向上させることとなりました。
 6000系登場時、南海電鉄の架線電圧は600 Vで、1,500 Vへの昇圧が決定した1965年(昭和40年)以降の新製車は600 Vと1,500 Vの双方に対応する複電圧車となり、6000系の初期車も1972年(昭和47年)に複電圧仕様に改造され、1973年(昭和48年)10月の昇圧を迎えました。
 車体は東急車輛製造がアメリカ・バッド社のライセンス供与を受け、日本で初めて開発したオールステンレス車体でした。側扉は片開き式で、南海本線で運用された7000系は、6000系の普通鋼製車体バージョンとなります。オールステンレスなので運転台正面もステンレスで、事故などで損傷した際の修繕が難しいので、踏切の比較的少ない高野線はステンレス車、南海本線は鋼製車というパターンとなりました。また、登場時の台車は軸箱外側に露出したディスクブレーキのローターが特徴の軸箱梁式のパイオニアIIIを履いていました。
 1985年(昭和60年)より車体更新と、冷房改造を実施することになりました。この冷房化に伴う重量増加にパイオニアIII台車が対応できないため、住友金属工業製S型ミンデン台車への更新も同時に実施されました。

模型はKATO10-2100 南海電鉄6000系無塗装です。

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