マイクロエースさんの
A0652 9800型9801マレー式エプロン付を紹介します。

明治末期の東海道本線の国府津 - 沼津間(現在の御殿場線)や東北本線の黒磯 - 白河間といった幹線の勾配区間における輸送力不足を打開するため、1911年(明治44年)に日本初のテンダー式のマレー式機関車としてアメリカン・ロコモティブ(アルコ)社スケネクタディー工場製の4600形、後の9020形が登場しました。この機関車はB-B配置でしたが前部台車の蛇行動が激しく走行の安定性を欠くなどの不具合があり、これの後継として1912年に9750形、9800形、9850形のマレー式機関車が輸入されました。

 

これら3種の機関車は

0-6-6-0(C+C)形のテンダー機関車で、

9750形 24両 アメリカン・ロコモティブ社製

9800形 18両 ボールドウィン社製

9850形 12両 ヘンシェル・ウント・ゾーン社製


模型の9800型9801号機は

加茂機関庫に配備され関西本線の加茂~亀山間で活躍、貨物列車の牽引や補助機関車として使用されました。1922年(大正11年)12月には沼津機関庫に転属、東海道本線(現・御殿場線)山北・沼津間で運用されました。その後、D50へと引継ぎ1930年(昭和5年)に廃車となりました。

 

このマレー式機関車は後部台車の高圧シリンダーで使った蒸気を排気せず前台車の低圧シリンダーに送って、より多くのパワーを出力する複式機関車となっています。アメリカ・ユニオン・パシフィック鉄道4000形蒸気機関車「ビックボーイ」は、4-8-8-4の軸配置ですが、4個のシリンダに直接ボイラーから蒸気を供給する単式構造となっている点に違いがあります。

 

 

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