いつの間にか・・・って、ただ単に私がついていけてないだけなんですが、先日、阪急京都線で桂へ向かおうと、梅田駅へ行くと2号線に7300系の京都河原町行、快速急行が停車していました。この時間は、快速急行が最速列車ですので、この列車で行くことにしました。乗車したのは7402号車、一番先頭車です。
梅田駅を出発すると、床下からはVVVFのサウンド、「あ、そうや、VVVF化されてたんや・・・」
幼少から成人になるまで、阪急京都線沿線で育ち、1980年代、高校への通学で、阪急京都線を使っていた私には、7300系といえば、「阪急京都線初の界磁チョッパ制御車」なんですね。大人になってから阪急沿線から離れましたので、そこで記憶が停まっています。この7300系の足回りと6300系の豪華な内装を兼ね揃えた6330系は、前パンを振りかざしながら京都線を疾走する姿は、まさに京都線のスターでした。
と、やや話が脱線気味なので、話を戻します。
界磁チョッパの技術は、パワーエレクトロニクスの黎明期にあたり、まだまだ複雑な技術が必要だったそうです。そして、技術は進歩し、VVVF化、その素子もGTO、IGBT、sicと進化していますので、現在では、逆にチョッパ車をメンテナンスしていくのは難しくなってきているようです。阪神電鉄のジェットカーでもチョッパ車を先に廃車にして、抵抗制御車を残したとか・・・。まだまだ、元気なうちにチョッパ車の記録もしておかないといけませんね。
それから、その快速急行でのお話ですが、この列車の車掌さんが、イケメンボイスやったんですね。「イケボ」って言うらしいですが、その名声と7300系のVVVFサウンドの動画をYouTubeで公開しておりますので、ぜひ、併せて、お楽しみください。
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。