JR西日本 大和路線の八尾駅は、2013年7月より現在の橋上駅舎と南北自由通路が使用開始となりました。今回は、それより以前の2007年1月のJR八尾駅をご覧いただきます。
当時は、まだ国鉄の時代を色濃く残す駅でした。かつて、この駅の西側には広大な竜華操車場があり、八尾駅は東の玄関に当たる駅で、この駅も中線が設けられていました。この当時は線路は剥がされましたが、意味もなく上下線が離れています(これは現在でもそうですが…)。
上り線ホーム1番線です。ホームに直結して改札機が並び駅舎がつながっています。この駅舎が駅本屋となっていましたので、こちら側から1番線が付与されています。自動改札機の高さから、なだらかなスロープで、のりばにつながっていますが、この高低差こそ、客車、気動車列車が発着していた証です。電車の床高さにホーム嵩上げの際、駅舎や跨線橋まで嵩上げするのは困難で、ホームの乗り場面だけ嵩上げした結果、このスロープができました。ただ、写真をみると客車と電車の床高さの差以上に高低差があるようにも見えますので、駅舎は線路施工基面の高さやったのかも知れませんね。
2番線側下りホームにやってきました。こちらにも駅舎があり、南出口を名乗っていました。こちらの駅舎へは階段を下りて改札口につながっていました。
駅舎横にはトイレがあり、ココだけ見てると八尾駅とは想像できないようなローカルムード満点ですね。
あと、下りホームの西寄りには、旧跨線橋の柱の遺構が残っています。
鉄道院と記された柱。昔、この位置に跨線橋があり、その柱やったのだと思います。当時の跨線橋も、かなり古典的でしたが、さらにその先代の跨線橋があったんですね。このブログ書くのに、少し調べたんですが、現在、この遺構は駅前の街路灯に転用されたみたいですね。
現在は見違えるような立派な橋上駅舎になりましたが、線路やホームの配置は、あまり変化ないので、昔を確認しやすいと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました。
hide急行では、YouTubeとTwitterも公開しておりますので、ぜひ、ご覧ください。
hide急行YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCsDE5NvDSarMaOWcJel3KKA/videos?view_as=subscriber
hide急行Twitter
https://twitter.com/next21exp