僕のトピックが終わって残りはインドネシア大学側の学生のトピックだ

僕の部屋には全員女子の院生6人くらいで、聴講で来てる大学生が男子2人くらいいました。

1人目の女の子はももクロの有安杏果さんのCyber bullying についてでした。
Cyber bullying はネットいじめのことです
パワポにTwitterとかに書かれた有安さんの悪口を映して、Cyber bullyingの問題点とか、なんでここまで人はやってしまうのかということについて説明してました。

英語で発表してました。
僕も全部聞きとれるほど英語堪能ではないので、また聞きそびれたところ結構あると思いますが、

それでも外国人であるこの学生が日本の、しかもサブカルチャーであるアイドルのももクロを認知してて、さらに日本語で書かれたTwitterの悪口を分析して、ここまで日本人の僕の前で堂々と語ってる姿にめちゃくちゃ感銘受けました。

僕もとりあえずなんか言わなきゃいけないと思って、考えたらちょっと思い出したことがあって

「ももクロ元メンバーの早見あかりさんがメンバーから抜けた時はファンが逆に応援してくれたのになんで有安杏果さんが抜けた時は応援しないで逆にバッシングを受けているのか?」
と質問しました。

早見あかりさんは大学のサブカルチャー的な授業で取り上げられてて、
確かアイドルのグループから抜けるっていうニュアンスの言葉は「卒業」と「脱退」があって、
「卒業」
は多分AKB48がそうでしたが、
線分的なもの、つまり終わりがあるもの
ファンがいつかはその時が来るだろうなという意識があるので
ファンは卒業を受け入れやすい

「脱退」
直線的なもの、つまり終わりがない
ファンからはずっと続けてくれることを期待されているが、期待に反してやめてしまうので
ファンは脱退を受け入れにくい、もしかしたらバッシングとかされるかもしれない

でも唯一の例外で早見あかりだけが、「脱退」なのにファンから受け入れられ応援された。

ということを覚えてたので
繰り返しますが

「ももクロ元メンバーの早見あかりさんがメンバーから抜けた時はファンが逆に応援してくれたのになんで有安杏果さんが抜けた時は応援しないで逆にバッシングを受けているのか?」

と質問しました。(拙い英語で質問したから伝わってるかなと半信半疑でしたが、)

そうしたら
早見あかりさんは抜けた後女優として活動したけど、有安杏果さんはordinary people 普通の人になった(今は活動されてる)のでそこの違いがあるのではないかな

って言ってました(ちゃんと僕が言ったこと伝わったみたい)

この発言から読み取れるのは
早見あかりさんはアイドルは辞めるけど女優を続けるからまだファンは応援することができるけど、有安杏果さんはordinary people 普通の人(今は活動されてる)になってしまうため、つまり芸能界をやめてしまうため、今まで応援してたけど応援できなくなる、

僕がパッと思い付いて言ったことに対しても、こう返してくるなんて感激しました。

あとの発表者は4人くらいいましたが、4人中1人は日本の政治的について

それは置いといて

4人中3人は

日本の女性運動とかフェミニズムとか
女性に関する問題を取り扱ってました

表者たちは日本の女性解放運動家 平塚雷鳥 から始まって、日本での女性の人権がどんどんよくなっていく経緯を話してました。

こんなに大多数が取り扱うのは
ここの国の人が女性問題とかフェミニズムの問題を身近な問題だと捉えているからだと思います。

あんまりこの日はムスリム(イスラム教徒)女性に対して知識なかったので
ムスリム女性は、あんまり立場がなくて何かしら抑圧を感じながら普段過ごしてるのかなと失礼ながらもそう思ってました。
でも、数日ムスリムの女性と関わって、立場がないってことはないなと思いました。
男女仲良く話したりする光景を見ると日本と同じようにも思える。
もしかしてインドネシアも日本みたいに昔はよく女性の権利があんまりなかったのかな?

いろいろ考えを巡らせてました

多分数日いただけじゃわからないこともあるからまた次回来る機会に調べることにしました。



あと発表聞いてて思ってたのはインドネシア大学院生が日本は女性の権利が完全に確立されてる素晴らしい国的なことを言ってたのを結構見受けられて、

まあ確かに良くはなっては来てるんだけど
職業携帯も男女差まだ残ってるし
賃金格差あるし
よく院生が言ってた大臣に1人は女性登用されるみたいなことも裏を返せばたった一人しかいないのさみたい
他にも絶対あると思う




発表を通して感じたのは外国でドキュメント的な分析しても、実際には今の事実とは異なっていたりするから

その国に行って、その国の雰囲気とか空気感を感じながら情報を取り入れること大事だと思った。
正確な情報も取り入れられるし、情報をその国の空気感を感じながら取り入れることができるし

ある国の良くなってる部分だけが情報となって入ってくる場合外国から見れば、良い国だと思うかもしれないけど、
その当事国からすると確かに良くなっているけど実感としてはまだ足りないみたいなこともあるから
例えば女性1人を大臣にするのがインドネシア側からすると女性の権利が確立されてるなと思うかもしれないけど、日本にいる人からするとまだ1人しかいないのかぁってなってくるわけで

同じ情報でも、いる場所や暮らしてる国や身についてる慣習で捉え方が違う

このあとの投稿からわかると思いますが日本にいて調べたインドネシアの情報が現地で確認とったら全然違うみたいなことあったので

やっぱりその国に行くのは大事だと思った。
もし本当に事実を知りたいのなら


写真は記念撮影