「森のくまさん」の謎
さて,今回は久しぶりに,「どうでもいいこと」を書いてみたいと思います。
考えてみますと,いつも「どうでもいいこと」を書いていますが,今回は,「輪をかけて,どうでもいいこと」を書きますので,暇な方だけお読みください
■はじめに
以前,歌謡曲「与作」の歌詞の解釈についての研究成果をブログに書いたことがあるのですが,そこそこご好評をいただきましたので,新しい曲の研究成果を発表したいと思います。
今回のテーマは,童謡「森のくまさん」です
○「与作(その1)」を読んでみようという方 → ここをクリック
○「与作(その2)」を読んでみようという方 → ここをクリック
まずは,歌詞を見てみましょう
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1 ある日森の中 くまさんに 出会った
花咲く森の道 くまさんに 出会った
2 くまさんの 言うことにゃ お嬢さん お逃げなさい
スタコラ サッササノサ スタコラ サッササノサ
3 ところが くまさんが 後から 付いて来る
トコトコ トコトコと トコトコ トコトコと
4 お嬢さん お待ちなさい ちょっと 落とし物
白い貝がらの 小さな イヤリング
5 あら くまさん ありがとう お礼に うたいましょう
ラララ ラララララ ラララ ラララララ
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こんなものを貰いました。カボチャの親戚でしょうか…
■この「くまさん」と「お嬢さん」は一体… (^_^;)
世間一般では,「親切な熊さんが,落し物を届けてくれる」歌と思われている節がありますが,よーく歌詞を吟味してみると,そんな単純な歌ではありません。
何故なら,「くまさん」と「お嬢さん」の行動がいかにも不自然,いえ,はっきり言って「間抜け」だからです
まず「くまさん」ですが,何故,「お逃げなさい」と言っておきながら,「付いて来る」のかです。
「えっ,落し物を渡すために付いて行ったんじゃないの?」と思われた,単純な方もおられるかもしれませんが,落とし物を渡すために「付いて来る」というほど親切であるのなら,そもそも「お逃げなさい」などと言わずに,最初から一緒に楽しく散歩すればいいはずです
一方,「お嬢さん」も,「くまさん」から「お逃げなさい」と言われたということは,森の中で熊に出くわしたのに,何もせずにボケーッとしていたと考えられます。
普通は,「死んだふりをする」か「一目散に逃げる」べきなのですが,呑気な「お嬢さん」です
■「くまさん」はイヤリングを摑めるのか ヽ(~~~ )ノ
さらに歌詞を吟味してみると,随所に不自然な所があります。
いくら童謡とは言え,あまりにも杜撰(ずさん)と言わざるをえません
まず,「くまさん」が「白い貝がらの小さなイヤリング」を届けてくれるということは,有り得ません。
そもそも熊の手は物を掴める構造になっていませんし,口にくわえて持って行ったと善意に解釈しても,「小さなイヤリング」をくわえられるほど熊は器用ではないからです
また,「お嬢さん」も,「くまさん」がわざわざ落し物を届けてくれたのに,「お礼にうたいましょう」というのは,あまりにも誠意が感じられません。
通常,拾得物を届けてくれた場合は,貨幣価値に換算して5%から20%をそのお礼として渡すのが世間の常識だからです。
まー,イヤリングですからそこまですることはないかもしれませんが,せめて,「よかったら,お礼にお茶でもどうですか?」ぐらいの声は掛けて欲しいところです
ただし,「お嬢さん」が本物の「お嬢」であれば話は別です。
その歌声は千金に値するでしょうが,まさか「美空ひばり」が森の中を歩き回っていたとは考えらません
■結論 “φ(・ェ・o)~
以上から導き出した私の結論は,「くまさんは人間で,お嬢さんの知り合いである」ということです。
こう考えれば,「くまさん」は「白い貝がらの小さなイヤリング」を届けられますし,そのお礼も現金を渡すのは失礼ですから「うたいましょう」でもいいですね。
「お逃げなさい」と言ったのは,きっとスズメバチでも飛んで来たんでしょう
つまり,「森のくまさん」の正確な曲名は「森野久麻さん」であるということです。
童謡なので,子供が題名を読めるようにということで,いつの間にか「森」以外をひらがなで書くようになったんでしょう。
あっ,「森野久麻」というのは私がとりあえず勝手に当てはめた人名ですから,本当の名前については今後の研究が待たれます
と,ここまで書いた所で,さすがに私も馬鹿らしくなって来ましたので,これからお彼岸のお墓参りに行ってきます
