正しい「お花見の仕方」
「お花見」と言えば,まずは「桜」です。
高校生の時,古文の時間に習ったのですが,ただ「花」とだけ書いてある場合は,「桜の花」のことなんだそうです
勿論,「ひまわり」が好きな方は,その周りで「お花見」をされても一向に構わないのですが,夏の炎天下ですることになりますから,熱中症に気をつける必要があります。
また,周りを行きかう人の,「この人たちは,ここで何をやってるんだ?」という冷たい視線に耐える,強い精神力を鍛えておく必要もあります
ということで,「ひまわり」も捨てがたいのですが,今回はオーソドックスに「桜のお花見」について書いてみたいと思います。
「初級編」,「中級編」,「上級編」と書き進めて行きたいと思いますが,いずれにも共通する基本的なこととして,まずは「桜の花」が咲いている所へ行く必要があります。「桜の花」が咲いていないところで,「桜のお花見」をすることはほとんど不可能だからです
■初級編
最も簡単な,初心者向けの「お花見」は,特に準備するものはありません。
ただ,「桜の花」が咲いている所へ行くだけで出来ます
到着したら,斜め45度くらい上に顔を傾けてみましょう。
「桜の花」が咲いているのが見えると思います。ただそれだけです。簡単ですね
注意点は,初心者の方がやりがちなことなのですが,間近で見ようと桜の木に近づき過ぎては駄目です。
顔を90度くらい傾けないといけなくなりますので,首が疲れます
このスタイルの「お花見」の適所としては,関西ですと大阪の「造幣局の通り抜け」などが良いと思われます。
何しろ,立ち止まってじっくり見ていると邪魔になりますし,お弁当を広げるなどという暴挙に出ると,すかさずつまみ出されます
■中級編
「お花見をするからには,飲食をしてみたい」という方も,中にはおられると思います。
この場合は,場所の確保と天気の見極めが重要です。場所の確保に失敗したり,雨が降ったりすると,「お花見」が成立しません
場所の確保は,くじで負けた者を,朝から場所取りに派遣するという方法で概ね解決できます。
ただし,この場合も,「一番綺麗な桜の花の下」などを確保しては駄目です。なぜなら,「お花見」の時に,その桜が見えないからです
問題は,天気です。
自然には逆えませんから,人間の方から歩み寄る姿勢が大切です
つまり,天気予報を丹念に調べて絶対雨が降らない日を選んでおき,各人がその日に向けて日程を調整するということです。
例えば,手術をする予定がある方は,その日までに済ませておきましょう
■上級編
最後は,「お花見はしたいけど,出かけるのが面倒だし,誇りっぽい地面に座って飲食するのは気が進まない」という,わがままな方にお勧めの「お花見」です。
ただし,上級編とうたっていますが,方法はいたって簡単で,自宅の庭の桜を眺めるだけです
桜の木が50本くらいあれば,とりあえずは最低限の「お花見」の体裁は整うと思いますから,「お花見」をする日までにそういう家を購入しておいてください。
ただ,難点は,桜の木はとても毛虫がつきやすいので,桜の花が散ってしまうと,とても「厄介な木」を50本余り抱えることになります。まー,楽あれば苦ありですから,諦めてください