続・「平城遷都1200年記念紅葉狩」~残念石の謎~
前回の続きです。
もう一箇所,紅葉狩に出かけたお寺のご紹介と,書き残したことを少し書かせていただきます
■何故か「岩船寺」ヽ(~~~ )ノ ハテ?
前回ご紹介した「浄瑠璃寺(じょうるりじ)」の次に行ったのは,「岩船寺(がんせんじ)」というお寺です。
この二つのお寺の間は,ハイキングコースになっていますから,歩いて行ける距離にあります
「岩船寺」というからには,何処かに「岩で出来た船」があるのかと思い,境内のあちこちを探してみたのですが見当たりませんでした。
その代わりといっては何ですが,山門の少し手前に,岩をくり抜いて作られた「岩風呂」が転がっています
もしかしたら,この「岩風呂」を船と間違えた方が,「岩船寺」と名付けたのかもしれないですね。
世の中,案外そんなものです
■ちなみに…φ(゚-゚=)
前回も書きましたが,このあたりには,たった5年間ですが日本の都が置かれていました。
「恭仁京(くにきょう)」と言いますが,実は,今,奈良にある「大仏様」を作ろうと当時の天皇が言い出したのは,ここに都があったときなんだそうです
ですから,最初は,この「恭仁京」に「大仏様」が作られる予定だったようで,実際,建設作業にも着手されたそうです。
つまり,そのまま「恭仁京」に都があったとしたら,「奈良の大仏様」は「恭仁の大仏様」になっていたということですね
■「岩船寺」へご案内…┐(^-^;)┌ささ,どうぞ
では,話を「岩船寺」にもどして,ご案内しましょう
まずは山門です。
ここは,山門で参拝料を支払うシステムになっており,「浄瑠璃寺」ほど甘くありませんでした
これが問題の「岩風呂」です。
僧侶がこのお風呂で身を清めたらしいですが,何故,参道の脇に無造作に転がっているのか謎です
境内の紅葉です。
本堂です。
中に入ると,鎌倉や室町時代に作られた仏像で溢れていましたが,撮影禁止でしたから,見たい方は自分で見に来てください(⌒▽⌒)アハハ!
三重塔と石塔です。紅葉に囲まれて綺麗です。
ちなみに,このお寺は「あじさい寺」とも呼ばれており,その時期にはあじさいの花で溢れます
■「残念石」ヾ(-- )ォィ
今回は行かなかったのですが,この近くに「残念石(ざんねんいし)」という石が転がっている,史跡(?)があります。
なかなかユニークな名前ですね
で,何が残念なのかと言いますと…
大阪城の石垣に使われた石,数千個がこのあたりで切り出され,木津川を使って運ばれたそうです。
しかし,切り出してはみたものの,「使い切れずに余ってしまった石」があり,それが,今でもそこに転がっているんです
「大阪城の石垣になるか」,「河原に転がる石になるか」では,石にとって大違いでしょうから(笑),余った石は確かに残念でしょうね。
もっとも,「河原でゴロゴロしている方が気楽でいいや」と思っている石もいるかもしれませんが…



