「賢島」で考えたこと(上)
先日,三重県の「賢島(かしこじま)」という所へ旅行したことをブログに書きましたが,今回の旅行はホテルに滞在しただけで,観光らしいことは何もしませんでした。
ということで,二回に渡って,ホテルのベランダのデッキチェアに座って,ぼけーっとしながら考えたことを少し書いてみたいと思います
こんな書き出し方をすると,「日本経済の先行きはどうなるのか?」とか,「アメリカ軍が撤退した後のイラク情勢はどうなるのか?」などということを書き出すのかと勘違いされる方がおられるかもしれませんが,それは勘違いです。
「自分の先行きがどうなるのか?」さえ良く分からないのに,そんなことまでかまっていられません
■その1 「何故,日本人は国内に外国を作りたがるのか?」
今回宿泊したホテルは,一つの岬全体を開発して作られており,日本的なものを徹底的に排除して,この場所だけがまるで地中海のリゾート地のような風景になっていました。
こういう場所は,日本中に結構あるような気がするのですが,海外でそういう場所が作られたという話はあまり聞きませんから,これは「日本独自の文化」である「コスプレ」の一種なんでしょうか
私が行ったことがある所だけでも,今回行った近所には「スペイン村」,長崎には「オランダ村」がありますし,大阪には,どう見てもアメリカには見えないのですが「アメリカ村」という場所もあります。
それぞれ(アメリカ村は除く。笑),まるでその国にいるように作られていて感心はするのですが,遠くに見える風景が日本ですから違和感は否めないですね
日本人の心の中には,昔ながらの「欧米への憧れ」が潜んでいるという事なんでしょうか
「賢島」の綺麗な風景に立ちはだかるおじさん(私)
■その2 「村が好きな日本人」
「賢島」の近くには,「スペイン村」の他にも,「伊勢・安土桃山文化村」という施設があります。
この施設は,かつては「伊勢戦国時代村」という名称だったのですが,運営会社が変わって名称を変えたようです
以前は,「株式会社時代村」という,「まじですかぁー」と言いたくなる名前の会社が運営していました。
この会社は,他にも「日光江戸村」,「登別伊達時代村」,「加賀百万石時代村」など,あちこちに「村」を持っていたそうです
こうした施設に「村」という名前を付けるのは,古来から「村社会」で暮らしてきた日本人の郷愁を誘おうという魂胆に違いありません。
「ディズニーランド」も,本当は「ディズニー村」という名前にしたかったそうですが,「ディズニーランド」で一つの名称なので断念したそうです
というのは勿論,嘘です。そんな訳ないじゃないですか
京都にも「映画村」という村があります
(「下」につづく)

