なぜ賞状には「句読点」がないのか
日本人は,感謝の気持ちを表すときに,口頭ではなく文章に書いて渡さないと気がすまないようです。
ですから,何かいいことをすると,嫌でも感謝状などをもらう羽目になります
感謝状や賞状を貰った事がないないという方でも,卒業証書は貰われたと思いますから,賞状の様な物はお手元にあると思います。
まさか,捨てたりしていないですよね。まー,なくても別に困りませんが…
■もともと日本語には「句読点」はありませんφ(・_・“)
ご存知だとは思いますが,「句読点」とは「句点」と「読点」を合わせた言葉です。
「句点」とは「文が終わった」印として付けられる「。」であり,「読点」とは「意味の切れ目」を示すために文中に施される「,」です
この「句読点」がないと,とても読みにくい文章になりますから,今では欠かせないですよね。
ところが,壁に飾ってある,あるいは邪魔なので物置に放り込んである賞状を見ていただくと,「句読点」がまったくありません
何故ないのかと言いますと,古来,日本語には「句読点」を付けるという習慣がなかったからです。
毛筆もしくは毛筆の字体で書かれることが多い賞状は,その伝統にのっとって「句読点」を付けないようです
■その昔は(・_・Dフムフム
勿論,昔も文章によっては,読み方で違う意味になってしまう紛らわしいものもあったと思います。
そういう時は,字間を一字空けたり,改行することによって,正しく伝わるようにしたそうです
そういえば,習字の時間に「。」とか「,」を書いた覚えがないですよね。
えっ,書いておられましたか…

■ちなみに”φ(・ェ・o)
何故,賞状だけ伝統にのっとっているのかといいますと,賞状は表彰する相手を敬って手渡すものであり,「句読点」を付けるということは相手を見下す…つまり,「句読点」を付けないと読めない…ということになって,表彰する目的からはそぐわないという理由からだそうです

