皆さんは,「ネズミにひかれる」という言い回しをご存知でしょうか。
おそらく,知らないという方も多いのではないかと思います
■「ひかれる」(ノ゚ο゚)ノ
「ひかれる」を漢字にすると,「惹かれる」,「轢かれる」あるいは「引かれる」などがあります。
ネズミ・フェチの方は「惹かれる」ことがあるかもしれませんが,「轢かれ」たり「引かれ」たりするのは,よほど巨大なネズミが現れないと無理です。
というか,ネズミに「轢かれ」たり「引かれ」る所を想像すると,ちょっと困惑してしまいますね
この言い回しを漢字にすると,「ネズミに引かれる」と書きます。
ネズミに引かれちゃうんです,困りました
■「ネズミに引かれんように気をつけやー」(-。-;)
私も,日常会話でこの言い回しを聞いたことは一度もないような気がします。
ただ,勤務先では時々,聞くことがあります
どういうときに聞くかといいますと,残業をしていて,最後の一人になるときに,最後から二人目の方が年配の方ですと帰り際に,「ネズミに引かれんように気をつけやー」と声をかけて帰られることがあります。
標準語にしますと,「ネズミに引かれないように気をつけなさいね」ということです
この言葉を聞くたびに,仕事をしている背後から沢山のネズミがやってきて,ネズミに引っ張っていかれる自分を想像して,ぞっとするというか,笑ってしまいます。
勿論,本来の意味はそういうことではありません
■「ネズミが塩を引く」φ(゚-゚=)
私は知らなかったのですが,慣用句に「ネズミが塩を引く」という言葉があります。
昔は,戸棚に入れておいた物が「ネズミ」に食い荒らされ,いつの間にかなくなるという事がよくあり,一度に「引く」,要するに「持っていく」量は少なくても,度重なると大量になることから,「大量にあった物がなくなってしまう」ことを表す言葉として使われます
つまり,「ネズミに引かれる」とは,そこにあった物が「神隠し」にでもあったように,いつの間にか姿を消してしまうことです。
一人きりという状態は,「油断していると神隠しのような災難にあうかもしれないから気をつけなさいね」という意味で,「ネズミに引かれないように…」と声をかけるようになったというわけです
勿論,残業している時に声をかけていただく場合は,「一人じゃ物騒なので,早く帰りなさいね」ということ何だと思いますが,残業をするたびに「神隠し」にあっってはたまりません。
そんなことになったら,どんどん社員が減っていって,社長だけが残ってしまいます
残業中に寝ると「ネズミにひかれ」ますよ
↑さとうよーこさん
のデコメを拝借
