「しのごの」
前回の「つべこべ」と似た言葉に,「しのごの」というのがあります。
「しのごの言うな!」の「しのごの」で,漢字で書くと「四の五の」です
■何故,「四」と「五」なんでしょうか
「四の五の言うな!」は,少し丁寧に言いますと,「四とか五とか言ってるんじゃない!」です。
何故,「四」と「五」を言ってはいけないんでしょうか?。「一」と「二」はいいんでしょうか
この言葉は,「業界用語」だそうです。
できれば,あまり近寄らない方が良いと思われる業界です
■「丁半ばくち」
サイコロを使ってする賭け事に,「丁半ばくち」というのがありますが,この言葉はそこから生まれた表現なんだそうです。
「丁半ばくち」とは,おなじみのとおり,サイコロの目の合計が偶数か奇数かを当てる遊びです
偶数は「丁」,そして奇数は「半」と呼ばれます。
ですから,「四」は「丁」で,「五」は「半」になります
つまり,「丁に賭けようか?半に賭けようか?」と決めかねている相手に対して,「ぐずぐず言わずに,さっさと賭けろ!」と促す時に,「四の五の言わず」が使われたんですね。
ですから,「二の三の」でもいいのですが,「四の五の」の方が語呂が良いですね
■ということは…
ですから,数字の組み合わせとしては,「一の二の」は駄目ですね。
「一」を出すのは不可能ですから
ちなみに,「一か八(ばち)か」も,同じく「丁半ばくち」に由来しているそうです。
こちらは,「丁」の字と「半」の字のそれぞれ上の部分から,「一」が「丁」,「八」が「半」という訳です
あっ,時節柄,賭け事は止めましょうね


律儀に全部こっちを向いて咲いていますね。ひねくれ者はいないようです

