災難が来ないように唱えるおまじないに,「くわばら,くわばら」という言葉があります。
私は,実際にこのおまじないを唱えている方に出会ったことが一度も無いのですが,今でも使われているのでしょうか
■試しに辞書を引いてみると“〆(゚_゚*)フムフム
「こんな言葉は載っていないだろう」と思いつつ辞書を引いてみると,何と載っていました。
漢字では,「桑原」と書きます
今から1080年前の930年6月26日に,平安京の清涼殿に落雷があったそうです。
清涼殿とは,当時の天皇の住居で,今で言えば皇居に落雷があったようなものですから,きっと大騒ぎになったと思います
このことが,このおまじないの元になっているらしいです。
つまり,「くわばら,くわばら」は,雷よけのおまじないとして唱えられるようになったそうです
■発祥は菅原道真さんでした( ̄。 ̄)ホーーォ
当時は,雷をはじめとする自然災害のメカニズムを知る由もありませんから,大抵は,怨霊が起こすものと信じられていました。
「怨霊なんて…」と思われる方も多いと思いますが,明治天皇が皇位に付かれる時も,怨霊を鎮めるための儀式をされたくらいですから,少なくとも江戸時代の末期まで,怨霊がいると信じられていた訳です。ほんの,100年ちょっと前の話です
歴史がお好きな方はご存知かもしれませんが,清涼殿への落雷は,当時,大宰府に左遷され失意のうちに亡くなった菅原道真の怨霊の仕業ではないかと噂されました。
また,落雷は,今でも珍しいことではありませんから,当時も日本全国であったわけですが,何故か,道真の領地であった「桑原」という所には落雷がまったく無かったそうです
当時の皆さんは,「自分の領地には雷を落とさないんだ。ふむふむ」と思ったに違いありません。
ということで,「くわばら,くわばら」というおまじないが唱えられるようになったそうです
きっと,このおまじないには,「ここは,桑原だから雷は落さないでね。よろしく(・_・)/ 」というメッセージが
「くわばら,くわばら」は,由緒正しいおまじないのようですから,全国の「桑原さん」のお宅には落雷の心配は無いようです
あっ,勿論,私が保証した訳ではありませんから,落雷しても責任は持てませんので悪しからずです
さとうよーこさんのブログより拝借
