トゥモロー・イズ・アナザー・デイ(明日は明日の風が吹く。はず)-帯100321
京都の地名
 
~京の地名は難かしおすなぁ~

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【一口】

《難易度》 ★★★★★

 

 京都の地名を話題にブログを書くのは,今回が初めてですが,いきなり「難易度五ッ星」です。

何事も,最初のインパクトが大切ですから,あえてこの地名を選んでみましたクラッカー

 

■まさか,読めた方はおられないですよね(>▽<;;


 他府県の方で,この地名を読めた方がおられましたら,余程の「京都通」か,「お暇な方」もしくは「地名オタク」だと思われます。

 普通に読めば,「ひとくち」「いちくち」,ちょっとひねって「いっこう」ですねニコニコ


 この地名は,「一口」と書いて「いもあらい」と読みます。

 

 振り仮名を振るとすれば,「一(いも)」「口(あらい)」となりますにひひ


 場所は,京都市に隣接する,久御山町(くみやまちょう)という町にあります。

 その辺りの交差点に,「西一口」という看板があるのですが,他府県の方が見られると頭の中が「?」で一杯になり,運転に支障を来すのではないかと心配ですむっ

 

■由来(・_・D フムフム


 難しい地名にありがちな話なのですが,幾つかの説があるようです。

 今回,私がご紹介するのはそのうちの一つですから,これが正解なのかどうかは誰にも分からないです注意


 「一口」の辺りは,今は田園地帯に家がぽつぽつと立っていますが,かつては「巨椋池(おぐらいけ)」というかなり大きな池があり,水上交通の要所でした。

 近世までは,「芋」と言えば「サトイモ」のことで,低湿地であったこの辺りでもたくさん作られており,それを「洗う場所」でもあったようですガチャピン


 中世末期までの記録では,「芋洗(いもあらひ)」というまっとうな漢字だったようですが,近世になって「一口」という表記が出てくるそうです。

 当時の「一口」は,三方を沼に囲まれ一方にしか入口がない土地だったようで「出入口」「一つ」しかないということで,「一口」と表記されるようになり,理由はわかりませんが,それが「芋洗」にとってかわってしまったようですガクリ


 つまり,

         「いもあらひ」→「芋洗」→〈むにゃむにゃ〉→「一口」

と変化したようです(´-┃

 

■余談ですが(⌒▽⌒)


 同僚に「一口」君という名字の男がいます。勿論,「いもあらい」と読みます。

 彼は,私と同じで「とてもシャイ」なので,病院などの受付で「いちくちさーん」「ひとくちさーん」と呼ばれても,素直に「はーい」と返事をしているようですわんわん


 まー,考えてみれば,そこで「一口」と書いて「いもあらい」と読むことを教えてあげても,次回にはすっかり忘れられていることも多いでしょうから,疲れるだけですよね。

 それどころか,「いも」だけが印象に残って,次回は「いもくちさーん」と呼ばれてしまうかもしれません。きっと彼も,子供の頃からの長い間の経験から,そう悟ったのだと思います天使