( クマっこクミ画伯 作 )
■私の思い違い辞典~アナザー・デイのおことばひろば■
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【い】 いつわ(逸話)
《間違い度》 ★★★☆☆
《コメント》 どんな話が「逸話」なんでしょうか
「逸話」という言葉の意味は,皆さんも何となくお分かりになると思います。
手元の辞書を引いてみると,「世間に知られていない話」と書かれています
「世間に知られていない話」と言っても,いろいろあります。
例えば,私が「昨日の仕事帰りに,電車で熟睡してしまい,降りる駅を乗り過ごした」という事は,あまり世の中に知られていない話です。まさか,知っている方はおられないですよね
だからといって,私が電車を乗り過ごしたことを「逸話」だと思う方は,まずおられないと思います。
でも,「鳩山総理」が同じことをされたら,これは「逸話」と認められるかもしれません
「逸話」と認められるためには,どうも,「世間に知られていない」以外の要素が必要なようです
■「逸」な「話」とはヽ(~~~ )ノ ハテ?
「逸話」は,分解すると「逸」,「話」ですが,「話」は話(はなし)のことですから他に解釈の仕様がないと思われますので,この言葉を理解するには,「逸」という文字の解釈がポイントのようです。
ということで,「逸」について調べてみました
まず,「逸」には「失われる」という意味があります。落し物の事を「逸失物」といいますよね。
ですから,まず,「逸話」は「失われた話(=知られていない話)」である必要があるようです
また,「逸」には「わくをこえる。ひときわすぐれたさま」という意味もあります。「逸品」や「逸材」はこの使用例ですね。辞書によっては,「逸話」に「面白い話」という意味が書かれています。
つまり,「逸話」になるためには,「ひときわすぐれた話」や「面白い話」である必要もあるようです
以上を私の頭の中で,ごちゃごちゃとかき混ぜた結果,「逸話」とは「世間にあまり知られていない,興味のある話」ということのようです
■困った言葉です”o(-_-;*) ウゥム…
最初の例を当てはめてみますと,私や「鳩山総理」が「電車で寝過ごしたこと」は,「世間にあまり知られていない話」ですが,私の場合は「興味のある話」という点でやや,いえ,大いに難点があるということですね。
ただ,私と「鳩山総理」の間には,世間の注目度という点でグラデーション的に多くの方がおられると思うのですが,どこまでの方の話を「逸話」というかは,人それぞれですから難しいところです
考えすぎると,「逸話」という言葉は使いにくい困った言葉です,まったく
■念のためですがヾ(-- )ォィ
蛇足かもしれませんが,「鳩山総理」の話はあくまでも例ですから,本当に「電車で寝過ごされた」訳ではありません。「逸話」ということで,誰かに話さないうにしてくださいね。
そもそも,「月額1,500万円のお小遣い」を貰っておられる方は,滅多に電車には乗られないと思いますので
皆さんも,この際ですから,何か「逸話」があれば恥ずかしがらずに教えてください。
誰も読んでませんから
[京の街角]

