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クマっこクミ画伯 作
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■私の思い違い辞典~アナザー・デイのおことばひろば■
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【さ】 サランラップ
《間違い度》 ★★★★☆
《コメント》 何となく,和製外国語の香りがするのですが…![]()
多くの家庭で使用されていると思われます家庭用品に,「サランラップ (Saran Wrap)」 という商品があります。
おそらく,「そんなものは見たことも聞いたこともない」という方はおられないとは思いますが,ごく稀におられる,「男子厨房に入らず」を頑なに実践されている方のために書いておきますと,食品用ラップフィルムの商品名です![]()
これは造語なのですが,日本のカタカナ語には,外来語なのか和製外国語(すなわち,日本語)なのか紛らわしい造語が多くあります。
例えば,「プラモデル」,「ウォークマン」,「デッドボール」,あと「ゴキブリホイホイ」(笑)などは日本語です
■日本語の匂いがプー(・_・o)ン?
「サランラップ」は一般名称ではなく,「イヒ!」でおなじみの旭化成の「登録商標」ですが,言葉の響きから何となく日本語だと思われないですか。
「ラップ」とは「包む」という意味ですから,「さらっと包む」ので「サランラップ」ということですね![]()
ここで,「なるほど!」と思われた方は,私と同じ思考レベルです。残念でした。
この言葉は造語ではあるのですが,アメリカで作られた言葉なので,一応,外来語です![]()
■もとは軍需用品です(・_・D フムフム
このラップは,もともと食品用に開発されたものではなく,戦場などで銃弾や火薬などを湿気から守るために開発されたそうです。いわば,「軍需用品」ですね。
その後,このラップを作っていた会社の二人の技術者が,ピクニックに行った際に,これでレタスを包んでいったことがきっかけで,今のような用途で販売されるようになったそうです![]()
■さすがアメリカ人です(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
で,問題の「サランラップ」の「サラン」ですが,これは食品用に使う事に気付いた二人の技術者の奥さん,「サラ (Sarah)」 と「アン (Ann) 」の名前にちなんで付けられたそうです。
日本でしたら,奥さんの名前を付けるという発想は浮かばなかったと思います。いかにもアメリカらしい話です![]()
日本で発明されていたら,会社名を取って「アサヒラップ」,その用途から「ツツーム」,あるいは,いっそのこと「ママ楽」をもじって「ママラップ」になっていたかもしれませんね。
ちなみに,ライバルの「クレラップ」は,会社名「呉羽化学(現・クレハ)」の頭文字から付けられています。決して,「![]()
「そんなことを思う人はいないよ,馬鹿!」ですか。そうですよね,あははは…![]()
[京の街角]
見えにくいかもしれませんが「女優 山本富士子邸跡」と書かれています。
これも遺跡なんでしょうか
(寺町三条付近)

