■私の思い違い辞典~アナザー・デイのおことばひろば■
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《間違い度》 ★★★☆☆
《コメント》 むにゃむにゃ…
年も変わりましたので,私のブログも少しは進歩しているところを見せたいと思います。
ということで,今回は「擬態語(ぎたいご)」について考えてみます
「擬態語」とは,「状態や感情などの音を発しないものを字句で模倣した言葉」です。
例えば,「ばらばら(散らばっているようす)」,「めろめろ(惚れ込んでいるようす)」,「あやふや(あいまいなようす)」のような言葉ですね
「擬態語」の多さは,日本語の特徴でもあるそうです。
んー,格調高い書き出しです
■シェークスピアですか…ヽ(~~~ )ノ ハテ?
「あやふや」に良く似た言葉に,今回の言葉である「うやむや」があります。
辞書を引いてみると,意味も「あいまいなようす」と書いてありますので,ほぼ同類の言葉のようです
ただ,「あやふや」は優柔不断や勉強不足の結果,「あいまいになってしまう」という消極的な感じがつきまとうのですが,「うやむや」は「あいまいにしてしまおう」という積極さが見られる,とても前向きな言葉と言えます。
その積極さが受け入れられたのか,日本人はいろいろなことを「うやむや」にするのが大変好きなようです。勿論,私も好きです
また,大抵の「擬態語」は,それに当てる漢字がなく,さらに,簡単な辞書では言葉自体が載っていないことすらあります。
それに比べて,「うやむや」は漢字がある上に,何と,シェークスピアの戯曲の有名なセリフが由来になっているそうです。生意気な「擬態語」です
■ふむふむ,「ハムレット」ですか…( ̄。 ̄)ホーーォ。
「うやむや」に漢字を当てると,「有耶無耶」と書きます。
「ハムレット」の有名なセリフに,「to be or not to be」という言葉がありますが,それがこの言葉の語源なんだそうです
「to be or not to be」の最もよく知られている訳は,「生きるべきか,死すべきか」だと思いますが,昔からいろいろに訳されており,その一つに「あるか,ないか」というのがあるそうです。
これを漢字にして「有耶無耶」,この「有耶無耶(ありやなしや)」を音読みした「有や無や(うやむや)」が,いつの間にか「あいまい」という意味に使われるようになったらしいです
「ハムレット」が発表されたのは1600年,日本で言いますと「関が原の合戦」の年らしいです。
江戸時代に「ハムレット」が翻訳されて,広く読まれていたとは思えませんので,おそらく明治になってから出来た言葉なのではないでしょうか
■日本人は「うやむや」が好きなようです”o(-_-;*) ウゥム…
ご存知の方も多いと思うのですが,「to be or not to be」というセリフは,その続きの「that is the question」という言葉で完結します。
日本語にすると,「生きるべきか,死すべきか(あるか,ないか),それが問題だ」となります
つまり,ハムレットさんは,「うやむや」なことが「問題だ」と言っている訳です。
ところが,昔から日本人は物事をはっきりさせるのが余程,嫌いな民族なのか,「問題だ」というところはなかったことにして,「うやむや」というところだけを日本語に取り入れたようです
今でも,人の話を聞いて,まだ頭の中が「うやむや」であっも,「何かご意見,ご質問はありませんか」と言われると,話している人から目を逸らしたり,うつむき加減になる方が圧倒的に多いですよね。
日本人は,「Yes ,Noがはっきり言えない」と言われますが,これは日本人の「特性」というより,もはや「文化」と言ってもいいのかもしれません。わざわざ,「うやむや」という言葉を作ってしまうくらいですから
(よーこ☆画伯 作)
マジ,寒いですね。起きるの嫌や…

クマっこクミ画伯 作 ■Dヾ(^∇^ )

