◇土産物屋 兼 喫茶店 兼 バー 兼 FM放送局 兼 …はてなマーク 


奈良町には古い民家を改装したお店がところどころにあります。中でもひときわ異彩を放っているのは,「奈良オリエント館」です。

以前ここは名前のとおり,オリエンタルな美術品や工芸品などが展示されていたのですが,運営しておられた外国人の収集家が,海のむこうへ大事な品と一緒に帰っちゃったそうで,その後を受けて,現在は,「土産物屋 兼 喫茶店 兼 バー 兼 FM放送局 兼 … その他もろもろ」という,何とも不思議な空間になっていますシラー



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 「奈良オリエント館」の看板です。多角経営ですねー。

建物は江戸末期に建てられた商家を改装したものだそうで,江戸時代の建物をFM放送局にしてしまうとは,奈良町もなかなかやりますね。

  あと,オリエンタル色がまったく消え,完全に和風の空間になっているのですが,名前は相変わらずオリエンタルとなっているのも,おおらかですにひひ

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 「奈良オリエント館」の入り口です。この中に,FM放送局があるとは想像がつきませんよね。



◇畳に座ってワラビ餅を食べながらFMの放送風景を見られる喫茶店コーヒー

 

  FM放送局の名前は「ならどっとFM78.4」。私達親子がここを覗いた時も放送中で,建物の一室を改装した放送室で,出演者がマイクに向かっている姿を見ることができました。また,放送風景は,外から格子の窓越しに見ることが出来ますニコニコ


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 外から見た「ならどっとFM」です。左の格子のすぐ向こうが放送室になっています。


  私達がここに入ったのは,喫茶店で休憩するためです。元江戸時代の商家ですから畳の部屋で,そこに机と座布団が並べてあり,そこに座りながら中庭などを眺めつつ,コーヒーを飲んだりワラビ餅を食べたりできます。

ここまでは,まー,そんなに珍しくはないかもしれないのですが,すぐ隣の部屋が例の放送室で,ガラス越しに中が見えるようになっています。「畳に座ってワラビ餅を食べながらFMの放送風景を見られる喫茶店」というのは,世界でもここだけなんじゃないでしょうかえっ



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 「ならどっとFM」「喫茶店」を区切るガラス戸です。ガラス戸の手前が「喫茶店」,向こう側が放送室になっています。



◇奈良町ではゆったりと時間が流れています砂時計


ちなみに,喫茶店になっている座敷に上がってお店の方が来るのを待っていたのですが,一向に注文をとりに来られる様子がなく,「すいませーん」と何度か呼んでみても一向に返事もありませんので,諦めてお店を後にしました得意げ


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 「喫茶店」です。奥に中庭が見えます。


この商売気の無さも,ゆったりと時間が流れる奈良町ならではということにしておきましょう。ただ,このセキュリティーの甘さは人ごとながら,チョッと心配ではあります。お土産とかいろいろ置いてあるんですが…ガーン



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