オクムのレポはちょっと置いといて…
昨日のブラジル戦の感想です
結果はご存知のとおり0-1。
惜敗といえば聞こえは良いですが、親善試合ですし選手はそうは思ってないでしょう。
個人能力は差があるのは仕方ありません。
ブラジルですから。
勝てる国の方が少ないですから。
レギュラー、控えとも殆どがヨーロッパのトップクラブ所属ですし。
だから逆に日本代表で、強いところとやるとボロが出る所を考えながら観戦してました。
何処を改善すればいいのだろうか?
ブラジルは敢えて言うなら仮想スペインとして。
まぁ、実際は全然違いますが…
ドイツとかとは違って、高さでゴリゴリくるような事もするチームではない場合、あまり高さのハンデはないがボールは握られてしまうので頑張れる人が必要。
その中で、数少ないチャンスでいかにマイボールを繋げるか?
やっぱり守備一辺倒では苦しいしもたないですからね。
昨日はブラジル相手に敢えてそれにチャレンジしていたのでは?テストマッチなので別にやられたっていいから。
だから中央からあんなに危なっかしいのに頑なに繋いでみようとしていたのかと思いたい。
でもあの選手の組み合わせではハーフラインくらいまで持っていくのが精一杯で攻撃につなげることまではいけませんでしたね。
結局PKにつながったのも、ビルドアップの失敗からだしね。
つなぐのなら、遠藤選手アンカーは厳しい。
遠藤はデュエルに強く、奪った後も前ヘ推進力を持って運んでいけるのが強み。
シュツットガルトではインサイドハーフだ。
でも昨日は遠藤の所でかなりの確率で取られていた。
一度かっさらわれて慌てて取りに行って後ろから倒してイエローもらっちゃったし。
そして、田中碧選手。
去年のホームのオーストラリア戦は素晴らしかったけど、残念ながらそれからは伸びていない。デュッセルドルフ(2部)でも使われなかった理由がなんとなく分かる。頑張ってるし、走っているのだけれども。パスセンスは良いけど、遠藤・原口ほどディフェンス力がない。アンカーでは厳しいし、インサイドハーフでもボールロストが多すぎる。
原口選手の方が絶対戦える。ウニオン・ベルリン(1部)でもレギュラー。シーズン5位フィニッシュに大きく貢献している。自分は原口選手の方が現時点では良いと思う。
守田選手はまだスポルティングへの移籍が決まらないのか?彼はボールも散らせるし、そこそこディフェンスも出来て気が効くという面では一番アンカー向きか。でも残念ながらサイズがない。
アンカーがいないので4-3-3はスペイン・ドイツのような強豪相手には厳しいかも。
昨日のブラジルはアンカー遠藤選手の両脇のスペースを当たり前のように巧みについてきた。
ネイマールはそういうところ上手いよね〜
だから板倉選手がかなり引っ張り出されてたし。
サイドバック問題だけど中山選手も厳しいかなぁ。
やっぱり頑張っているんだけど、繋ぎの面でハメられている。狙い所にされちゃっているかな。
伊藤洋輝選手みたいにロングフィードがあれば良いんだが。
右サイドを伊東選手でいくならそこまで通すパスを唯一出せる伊藤洋輝選手をもう思い切って左SBのレギュラーで使っていくでいいんではないか?
長友選手はディフェンスは良かったし、オーバーラップも頑張っていたが、つなぎに関しては全てバックパスだった。
右SBは冨安選手が復帰できないとかなり厳しいなぁ。
中山・長友・山根・酒井宏選手はバックアッパーとしては必要。酒井宏選手も復帰は微妙だしもうマルセイユでやってた時よりかなり落ちてしまったし。
勝つためのファーストチョイスではなくなってしまったかな。
前線はやっぱり南野選手は左サイドではないなぁ。
今日も引っ張り過ぎたため、後半のチャンスで「ここ三笘だったら」って思った場面があった。
どうしても強豪相手だとカウンター主体になるので個人で打開できるか、速くて追える選手を置くしか無いんではないか?
鎌田選手をどう使うかは難しい。
使うならやっぱり4-3-3ではインサイドハーフになってしまうので。
鎌田選手を使うなら2ボランチに戻す4-2-3-1か3バックしかないが3バックはもう試す時間がない。
まぁ、この他にも多々あったけど強豪との戦い方は何となく分かり、相手に分析されない程度に試してんのかなって思いました(思いたい)。
森保監督はやっぱりちょっと選手交代が後手すぎる。
早めに手を打って局面を変えていくって事をしてほしい。
本番でできればいいので、親善試合のうちにどんどん試してほしい。