唐突に息子が「天国に行きたい」って言った。
『えぇぇぇ』と思ったけど
冷静に聞いてみると
「楽しいことしかない世界で欲しい物が何でも手に入る」
からだそうな。
「そのうち行けるさ、楽しみにしておけ」と言ったら
「お父さんは行きたくないのか?」と聞かれた。
ちょっと考えて、「行きたくないね」と答えた。
理由は「楽しいことしかない世界なんてつまらないから」
苦しいことや、辛いこと、嫌なことがあるからこそ
楽しいことが『楽しい』、嬉しいことが『嬉しい』
って思えるんじゃないかと思う。
楽しいことしかなかったら、いつしかそれが当たり前になって
どんな素敵なことでも喜びがなくなると思う。
そんなのつまらないじゃん。
だから「現世が最高に面白いんだよ」って言ったら
息子も「確かに・・・」となんとなく納得してた。
ところで、いろんな宗教の教えがあって、
皆それぞれ考えが違うんだと思うんだけど
自分の考えとしては
純粋に『死んだら何にもかもなくなる』
ただそれだけの事だと思ってる。
何もかもなくなるって言ったものの
残った人の中には思い出が残る。
で、「天国と地獄」っていうのは、残された人のココロの中にあって
死んだ人がニコニコ暮らしている姿が想像されたらソコが天国。
逆に、死んだ人を恨んで、苦しんでる姿が想像されたらソコが地獄なんじゃ
ないかなって考えてる。
先日テレビで欽ちゃんの特番がやってて移動中の車の中でチョロっと観たんだけど
『正義とはお母ちゃんを悲しませないことである』って話に感銘を受けたって
欽ちゃんが言ってた。
この"お母ちゃん"ってのは、自分のお母ちゃんのみならず、バアちゃんとか
相手のお母ちゃんも含めて全ての「お母ちゃん」が対象だって解釈すると、
ものすごく納得感のある基準だと思った。
天国に行きたい人は覚えておくといい、
『お母ちゃんを悲しませるようなコトをしなければ天国に行ける』ってね。
そういえば、昨日はオレの誕生日だった。
誕生日に「死(天国と地獄)」と「お母ちゃん」について考える。
そういうのも悪くないね。
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誕生日に皆に「おめでとう」と言われるのもいいんだけど
自分から両親にありがとうって言おう(本人に言わなくても、ありがとうって思おう)
っていう考えが近年かなり気に入ってる。
オヤジから「誕生日おめでとう」ってメールが来たので、
「産んでくれて、育ててくれて、今も元気に生きてくれててありがとう」
って返事しておいたよ。
(え!直接言えって? 照れくさくて面頭向かっては言えません)