雪代が落ち着いたら行こう行こうと思っていた渓流釣!
仕事やら家の事情でなかなか行けずじまいだったが
ようやく土曜日に空きができたのでMTBを車に積み込み
朝の苦手な自分が珍しく5時起きして群馬の北部片品まで出かけてきました
以前は到着が遅く車を止める空きもなかったが今回は7時に現地入り。
それでも県外ナンバーの車が2台既に入渓している
ゲートからは最速移動のためMTBを使い5kmほど上流まで移動です
落石でガレた林道を漕ぎ進み隧道を通過。
何かおかしい
普段ならゲートから先は車の浸入は禁止されているが明らかに四輪車のタイヤ痕
この先どう考えても車が進める道じゃないのに・・・
山関係の作業者が調査のためゲートを開けて入っているのだろうか
案の定、落石の崩落個所手前にのジムニーが乗り捨ててあったw
しかもその車は久留米ナンバー。
なぜそんな遠くから・・・
まっ 場所はともあれ最低限のルールは守りましょうよ!
ゲートの開錠ソケットを持っているぐらいなのだから完全に確信犯でしょ
何年か前はトレッキングシューズ忘れてサンダルで自転車漕いだが今回は大丈夫www
あまり路面に集中していると突如あらわれる野生動物に気が付くのが遅れるので
路面だけに集中できない。
猿やシカはもちろんですが過去にこの場所でクマと遭遇してますから
とくに標高が高い場所じゃないが今だに雪!
さすが群馬の豪雪地帯、吹き溜まりがハンパないw
斜面の急な雪崩れる場所には今年も無数のシカやイノシシの死体。
例年より積雪があったので普通に見かけただけで3頭のありました
シカって厳冬期でも行動していて雪崩れる斜面をトラバースし自分が雪崩のトリガーとなり
雪崩に巻かれる。
それが雪解けと同時に現れ野生動物の餌となりこんな姿が渓谷ではよく見られる光景です
ガレた路面ばかりではなくたまにはフラットダート。
いっきに距離を稼ぎます~
目的地に着き トレッキングシューズからウエーダーに着替え川へ入る。
今シーズン初のキャスティングの一投目で一発キャッチ
型は小さいがキレイなイワナちゃん
ちょっと入渓の時期は遅いが今回も期待できそうだよ~
その後も釣れることは釣れるのだか型が小さいですね~
まっ 釣れないよりはマシだが 尺サイズはもう釣られてしまっているのでしょう
でも自然の中にいるだけでも幸せ
沢音とハルゼミの音しか聞こえません
見るからに大物が居そうで餌釣りしやすそうな場所は
既に釣られてしまっているようで全くアタリがでない
餌釣りしにくい遠投個所には良いサイズがでます
数は出るが大半がこのサイズばかり・・・
大きな砂防ダムがあり巻かないとならないので一旦上陸し避難小屋で一休み
9時過ぎから釣りはじめ一時間半ほどですが既に10匹は釣れてます
車のデポ地から距離があるので日帰りの普通の釣り師はもっと下流から釣り上がり
ここで引き返す人が多いのでここから上流が本日のメイン会場です
ちなみにここの魚は車が入れる道が無いので漁協からの放流も無く
昭和に作られた魚道無しの大きな砂防ダムが連続しているので
下流から魚が上ることができない。
なので釣れる魚は100%原種のイワナだけ!
もちろん常識人なので漁券は買ってますが厳密に言うと漁券必要なのか~www
フエルト底の滑るウエーダーで急な山斜面を下りて上段へ到着。
足跡などから推測すると本日の先行者は居ないようで自分だけの貸し切りフィールドです
下流部に比べると狙ったポイントからは必ず出ます
サイズも一回り大きくなった
たまには釣った魚をたべるのも良いのでここからはキープします。
さすがにこのサイズは来年に会うためリリースですね
きみもリリースwww
狙ったポイントに一発でルアーが決まれば入れ食いwww
ただ自分 バックキャストが下手なので岩にルアーが当たったり
一投目で根掛りしてルアー回収に行くとそのポイントではもう釣れません
携帯は完全に圏外なので電源を切っていたので時間を気にしていなかったが
気が付けば13時を過ぎていた!
日陰の涼しい場所で遅めのランチです。
山中に響くハルゼミの声と透き通った清流。
たまらなく幸せ~
食後は帰りの工程を考えるとそろそろタイムリミット。
少し釣り上がった場所に引き返しにもってこいのポイントがあったので
ここで1匹上げてから帰ることに。
がっ 滝つぼ状になり水深が深く今まで使っていたシンキングミノーでは何度投げても歯が立たない。
ならばと更に沈むボトムノック風にルアーチェンジ。
すると2投目でヒット
キミが本日の〆だよ~
来る時は沢登りも登りでよかったが帰りは恐怖のクライムダウン。
うさんくさいトラロープがあるが足場がみえないので恐ろしいの何のってwww
そしてMTBデポ地へ無事たどり着きウェーダーかたトレッキングシューズに履き替え
車デポ地までハードなトレイルライドwww
日暮れ前の18時にはMTBを車に積み終え下界へ向けいざ出発。
今シーズンは自転車はおろかBCスキーも行けなかったので今回の工程で体はギシギシw
今年は息子と再び登山も再開したいので少し体作らなきゃ(笑)