4月19日


息子と過ごす時間もあと僅か

棺を開けては息子の頭や頰をなで、話しかけては涙して。


朝9時30分出棺の時間になりました。

「これで息子様に触れられるのは最後になります。」確か、こう言われたと思う。


棺が閉められる瞬間、私は駆け寄りもう一度

息子を撫でた。本当に息子に触れられるのは最後。


出棺して火葬場に到着。義理弟夫婦が先に着いていて出迎えてくれた。私は義理弟にうなだれ泣き崩れた。


先程も書いたように触れられるのは最後と思っていたので、火葬前に顔は見れると思っていた。最後に顔をみせて下さいの私の問に帰ってきた答えは「叶いません」でした。


この辺は地域によってかなり差があるようです。

係の方がスイッチを押すと棺は釜の中へ入っていきました。何とも言えない気持ちで待合所で待つことになりました。


約2時間後変わり果てた姿となった息子との対面。骨は出来るだけ残さず拾った。係の方が何度も見に来るくらい時間をかけて。

火力が強いせいか六文銭代わりの十円玉は

1枚残して溶けてた。溶けていたが4人分残ったので、まともなのを娘、半分位のを妻、2枚くっついたのを私、ほんの少しの欠片を息子の親友に託した。


義理弟夫婦に見送られ、骨になった息子を車に乗せ実家に帰った。