終戦と特攻隊員18歳の遺書
『回天特攻隊員 18歳の遺書』お母さん。私は後三時間で、祖国のために散っていきます。胸は日本晴れ。本当ですよ、お母さん。少しも怖くない。しかしね、時間があったので考えてみましたら、少し寂しくなってきました。それは、今日 私が戦死した通知が届く。お父さんは男だから、わかって頂けると思います。が、お母さん。お母さんは女だから、優しいから、涙がでるのではありませんか。弟や妹たちも、兄ちゃんが死んだといって寂しく思うでしょうね。お母さん。こんなことを考えてみましたら、私も人の子、やはり寂しい。しかし、お母さん。考えてみてください。今日、私が特攻隊で行かなければ、年をとられたお父さんまで銃をとるようになりますよ。だからね、お母さん。今日、私が戦死したからといって、どうか涙だけは耐えてくださいね。でもやはりだめだろうな。お母さんは、優しい人だから。お母さん。私は、どんな敵だって怖くありません。私が一番怖いのは、お母さんの涙です。〜回天特攻隊員18歳の遺書〜終戦から74年。靖国に眠る英霊、海外や全国で人知れず散った多くの日本人たち。この日本の繁栄と平和は、こうした膨大な犠牲と夥しい血のうえに築かれていることを、決して忘れてはならない。今、反戦、人権、平和を叫ぶ人たちがいる。改憲反対。自衛隊反対。米軍基地反対。ミサイル防衛反対…。こうした夢見がちな人たちは、もっと現実を見なければならない。敵がいる。反日国家がすぐ近くにいる。隙あれば、弱ければ略奪され、国益を失うのだ。大切な人を守りたいなら、備えなければならない。平和は、自ら勝ち取らなければならないことを理解しなければならない。平和は、与えられるものでも、当たり前のものでもなく、勝ち取らなければならないのだ。だからこそ、平和は尊い。先人たちの血と祈りと願いによって築かれたこの日本を守り抜き、子供や孫、後世に、平和な日本を引き継いでいなければならない。その責任があることを忘れてはいけない。終戦記念日。感謝。そして平和への祈り、決意。この日、万感の想いを持って、黙祷を捧げます。