皆さん、悲しいお知らせがあります。長年にわたり、素晴らしいエレキギターを提供してきた国産ブランド「FERNANDES」を販売する(株)フェルナンデスが、事業を停止し、破産手続きを開始しました。戸田市に本社を構えるこの会社は、7月11日までに事業を停止し、弁護士に破産手続きを一任したとのことです。

フェルナンデスは、著名アーティストとのライセンス契約やギター職人の養成学校の開設などで高い知名度を誇っていました。ギターだけでなく、ベースやアンプ、エフェクターなども取り扱い、国内外で多くのファンに愛されてきました。しかし、近年の中古市場の台頭や競争激化により業績が悪化し、ついに事業継続が困難となってしまいました。

かつては年間売上高40億円を誇ったフェルナンデスですが、2022年には売上高が1億6608万円まで落ち込み、最終赤字を計上するまでに至りました。さらに、関係の深かった大阪フェルナンデスも2023年に破産し、信用低下が追い打ちをかけました。

フェルナンデスのギターを愛用していた皆さんにとって、このニュースは非常に残念なものだと思います。しかし、彼らが残した音楽とギターは、これからも私たちの心に響き続けることでしょう。フェルナンデスに感謝の気持ちを込めて、これからも音楽を楽しんでいきましょう。