魂を揺さぶる音!

 

2024.5.18 18:00

東京ドームにいるファンが大歓喜を上げた。

 

証明が落ちると

世界的なギタリスト・ベーシスト・ドラマーが

入場して圧倒的なジャムセッションが始まる。

 

この日は東京ドームで

Red Hot Chili Peppersが来日公演が

行われたのだ。

世界的にも有名な彼らが日本に来るのは

1年ぶりだった。

これはとても凄いことだ。

僕はチケットが当たり

観客として楽しんできた。

 

圧倒的な情熱が渦巻くジャムセッションが終わると

名曲「Can't stop」から始まる。

 

 

観客は東京ドームが揺れるほどの歓声を上げた。

印象的なリフが始まり

ボーカリストのアンソニーが

入場して1曲目を熱唱したのだ。

 

 

今回のライブは

今までの人気曲をやるライブだったのだ。

 

観客の熱が冷めないまま

「Scar Tissue」が始まる。

サビに入ると数万人の観客が

熱唱する。

 

日本でも人気の曲

「Dani California」の前の

ドラムソロはとても素晴らしかった。

 

 

今回のライブは

たくさんの若い人がいた。

RHCPは今も最前線で音楽を奏でながらも

新規のファンを獲得している

モンスターバンドだという事もわかる。

 

ベーシストのフリーは

「ありがとうございます」

と何度も伝えてくれるのだ。

彼らは来日の為に

日本語を覚えてきてくれたのだろう。

 

私が感動したのは

Californication」直前の

ジャムセッションだろう。

 

ジョンフルシアンテとフリーは

心でつながっているのだろう。

おとなしく始まったセッションも

徐々に激しくなっていく。

しかしその即興のセッションでも

天才的な流れを

創り出していた。

 

 

もちろん、物販も途切れることなく

列が続いていた。

 

彼らの魅力は

 

ジョンフルシアンテの歌うようなギターと

情緒ある雰囲気だ。

フリーは、まるで地球から生まれてきたような

人よりも大きい生命力で人を魅了する。

チャドは、RHCPの変則的・多種多様な曲調でも

安定させて引っ張り続けるドラム。

アンソニーの文学的な歌詞。

それらを見事にラップで韻を踏む

という高等技術だ。

 

唯一無二のバンドだ。

世界中でも愛されている。

しかし、日本でもこんなに愛されているのは

彼らの曲の乗りやすさにあるのだろう。

 

また来年にも彼らが来てくれたら

とても嬉しく思う。

 

考えられるのは

楽器屋でたくさんの

ストラトキャスターが売れることだろう。