「こころ」を縛る鎖…

サブタイトルのように、夏目漱石の「こころ」が題材となり、物語は進む。


(上)とは違い、感動的な青春小説だった。


(下)では、「竹取物語」「山月記」「こころ」の名作を講義する。


 なかでも「こころ」の解釈に明るい未来を見出す。年齢から「書かれていない核心」を読み解いていく。それがヒントとなり、円城咲耶の恋愛も進んでいく。 


 ジェンダー、振る側の気持ち、恋愛の駆け引き、東日本大震災etc…たくさんの要素がいっぱい詰まった作品だった。