巷では賛否両論があるが、聴き込めば聴き込むほど良さがじんわりと染みてくる。
間違いない、これはくるりの最高傑作と言えるアルバムだ!
まず、このアルバムの特徴を一言で表すならば『ROCK』だということ。
たしかにロックバンドがロックのアルバムを作るのは当たり前のことだ。
でも、このアルバムの一曲一曲から感じるものは普通のロックバンドのロックとは違うんだ。
往年のロックバンドへのリスペクトを込めながらも、ここには紛れもないくるりの音がある。
例えば、一曲目はローリングストーンズへのリスペクトが込められているのではないだろうか。
ただ、それをストーンズの音としてやるのではなく、くるり自身のモノにして音を鳴らしている。
きっと昔からのロックファンにも納得がいくアルバムだと思う。
そして全編を通して感じるものは『LOVE&PEACE』だ。
聴いていると、大きな大きな幸せ、愛、そしてピースの空気に包まれる。
きっとこのアルバムの持つ大きな力はそれなんだろうな。
どことなくビートルズの持つ雰囲気と共通するものがあるのも関係してそうだ。
柔らかくて、温かくて、そして大きいんだよな。何だか自然と笑顔になりそうな、そんな感じ。
この音こそ、くるりの『ROCK』であり、くるりの『ROCK』アルバムなんだと思う。
ライブで大化けするような曲ばかりではないだろうか。
CDでは割と大人しめな印象を受けるがライブでは全く正反対。
「行って良かった!」と誰もが言っていた。その理由はライブで聴けば分かるはず。
きっとバンドが、そして曲が生き生きと踊り、歌う様子に納得いくだろう。
ぜひぜひライブでもこの音を体感して欲しい。
アルバムを聴いていつもと違うな?と感じた人には特に。
では、シングルになっていないアルバム曲をレビューしていきます。
Bus To Finsbury
上にも書いたがストーンズを思い出させるような軽やかなナンバー。
ポップであり、しっかりとロックしている絶妙なメロディラインはさすがくるりと言うべきだろう。
この曲の歌詞はUK好きにはたまらないですね。
思わずニヤニヤしてしまいそうな言葉が沢山。
例を挙げるなら『気持ちはいつもLondon calling』だとか。
他にもたっくさんありますが、それは聴いてからのお楽しみです。
オープニングに相応しいゴキゲンなナンバーです^^
雨上がり
キラキラしていて、雨上がりの晴れやかなあの気分を感じることが出来る曲。
優しく、温かく、どこか懐かしさを感じるメロディ。
きっと聴いたあなたの心に雨上がりの虹をかけるだろう。
Tonight Is The Night
くるりな雰囲気がただようまったりした、でもスリリングなサウンド。
どこか心が安らぐ感じがする。どことくなく、ジブリ映画の様な印象を受けた曲だった。
最後のギターソロは圧巻だ。
お祭りわっしょい
自分が行ったライブではこの曲が一番最初に演奏された。
凄く盛り上がる、まさにロック!なサウンドが印象的なナンバー。
イントロのディストーションがかかったギターのリフがかなり格好いい。
岸田のぶっ飛んだ感じもたまらない。
「お祭りわっしょい 全然盛り上がってない」って歌詞が面白いですね。
ライブではめちゃめちゃ盛り上がってるのにも「全然盛り上がってない」って(笑)
煽る意味でも良い言葉ですね。すっごくアガる一曲ですね!
この曲もまたギターがかなり格好いいです。
冬の亡霊
亡霊という言葉とは裏腹に何だか温かいメロディ。
メロディラインが何だか独特で、凄く印象的でした。
フィドルの音色がアイルランドの風を吹かせている感じがします。
Long Tall Sally
この曲のタイトルをみて、何となくミッシェルっぽいなぁなんて思っちゃいました。
何でかって?「ロング・トール・サリー」って書いたらそれっぽく見えません?(自分だけ?
アルバムの中でも異色な曲です。曲の展開が不思議って言うか、コロコロ変わる。
長い間奏の部分のドラムが格好いいですね。
途中、レディオヘッドっぽくなりますね。OKコンピューターの頃みたいな感じ。
あ、なるほど、展開がコロコロ変わる…つまり、くるり版「パラノイド・アンドロイド」みたいな感じ。
この曲、自分は凄く好きなんですが皆さんはどうでしょうか?
虹色の天使
くるりのギターポップ!
彼らにしては信じられないほど速い。初めて聴いたときかなりびっくりしました。
ライブではキラーチューンとなること間違いない。
これは本当に良い。お薦め曲ですね!
Ring Ring Ring!
この曲もライブで聴きましたが、凄いですね!
かなりアガります。ギターとハープの絡みが凄く格好いいです。
まさにロックンロールな感じで、やはりライブで活きる曲だと思います。
この曲もお薦めですね!
(It’s only)R’n R Workshop!
アルバムの中でも最もピースフルな雰囲気が漂っているこの曲。
スピーカーから聞こえてくるその音はまさに優しさそのものです。
歌詞も凄く温かい気持ちになれますね。
くるりの愛が色々と感じられます、
テレキャスター フライングV SG
レスポール ダン・エレクトロ
ジャズマスター グレッチ ストラトキャスター
It’s only R’n R Workshop!
リッケン・バッカー! Right!
の歌詞が大好きです(笑)俺もリッケンバッカー欲しいな、なんてね^^;
えっと、リッケンバッカーってのはジャケの裏側に写ってるギターのことですね。
この曲で終わるってのが凄く好きで、本当に幸せな気持ちにさせてくれます。名曲です。