平成29年度C-POWERグループ方針発表を4月11日、池田オフィスで行った。
今年でC-POWERグループは創業15周年を迎え、グループホーム設立に向けて動き出す年である。
そして、新たに4人の社員がC-POWERグループの一員になった。
力強い頼もしい仲間である。
入社してくれてありがとう。
方針発表には、全社員、ドーラ訓練生、SWINGUメンバー、TRIDアシスタントが集結した。
内容については、経営理念の確認。
そして、C-POWERグループとしての思いを伝えた。
自分を知ること
障がいの有無にかかわらず、誰しも課題がある。
何が障がいで、何が障がいではないか・・・
誰にとって障がいなのか・・・
それを考える必要がある。
例えば、私。
肥田和明で言うなれば、歩くことが出来ない。
ただ、この歩くことが出来ないこと、それが本当に障がいなのだろうか?
別に理屈的に言っているわけではない。
歩けないことは、歩ける人と比較した際の機能的な問題である。
「行きたい場所」が見えた時、大きく人生は変わる。
たどり着くための方法を考えるようになる。
目的と手段の違いだ。
だから、私は、「こまわり号」(電動車いす)を手に入れたのだ。
そして目的地までたどり着けるようになった。
すると、時として、また課題がやってくるものだ。
段差という課題だ。
これどのように乗り越えるのか・・・。
こうして人は生きていく。
社会にもまれ、悲しみ、喜び、様々な経験と感情を抱きながら成長していく。
そんな時、誰と共に居たいのか。
誰と共に働きたいのか・・・
この部分が私にとって大切にしていること。
訓練生、メンバー、アシスタント、そして社員が一丸となって課題と向き合う。
新年度、こうしてみんなとスタートできることに心から感謝したい。