僕が、7月28日(土)…

何も知らずに台湾に着いたその日に、

小中学校の同級生であり、実家も近所だった

相澤純一郎くんが、息を引き取った。

享年43歳。

とてもユニークな?変な?いや…独特な美意識を持った、それはそれは最高な男だった。

小学生の時に、純一郎に初めてビートルズやローリング・ストーンズ、ザ・フー、ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ピストルズ、その他…

後の僕の音楽生活に多大な影響を与えた、それはそれは大切なモノを、ほとんど小中学生の時に彼に教わっていたと思う。

そして、生まれて初めて「バンド」なるものを組んだのも、純一郎と一緒だった。
彼は、ギターとボーカル。
ギターは下手だったが、ボーカルは…日本で言うと、忌野清志郎さんのようなスタイル。

この6月に講演会で訪れた母校の上郷中学校の、僕らの卒業式の日。

彼はモヒカンで登場し、そのまま職員室に連行され、丸坊主に(笑)

卒業式の後に、確か体育館で一緒にライブ演奏を行った際に、いきなり彼は被っていた帽子を取り…

「僕はハゲです!」とマイクで一言!

それはそれは拍手喝采で、みんな大好きな人気者だった。

高校はバラバラだったが、確か数回一緒にライブをやったり、レコーディングをやった気がする。(今でも録音テープがある)


あれから27年。

ちょうど2ヶ月前に、facebookにて感動の再会を果たして、昔話を色々と楽しんだ。

近々…必ず、飲みに行こう!と約束したはずだったが、彼とは乾杯が出来ないまま、逝ってしまった。

常に死に急いでいるようなヤツだったが、

分かってはいたけど、淋しいものです。

いつか、【早すぎた天才】相澤純一郎との音源…

アルバムにして、墓前に備えてやるからな。


じゃあな。

相澤純一郎

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