皆さん、『映像の世紀』っていうテレビ番組はご存知ですか?
15年近く前のNHK特集で、19世紀後半に人類が初めて動画を撮影した映像からスタートして、戦争、文化、娯楽、デモ、大恐慌、風俗、政治…など、あらゆる出来事を簡潔に14時間(爆)にまとめた番組なんですよ。

実は僕は昔から歴史が大好きでして、子供の頃から良くそういう本や漫画を読んでました。
どちらかというと、日本史ではなく、世界史ですかね。
この『映像の世紀』もそうなんですが、僕はやたらと…ケーブルの専門チャンネルなど、興味あるテレビ番組(音楽系、歴史、ドキュメンタリーなど)を保存版として録画していたんですが、なんというか…録るだけ録って、あまり見てなかったんですよね。
特に、昔のはビデオテープなんで、非常に場所を取るわけです…。

そういう事って、ないですか?カラスの宝物みたいな(笑)
それがいつのまにか、膨大な量となり、大量の段ボールの中にビッチリ。引っ越しの度にガムテープが何重にも止められ、ますます隅に追いやられていくヤツですね。

最近、何かを探しているついでに屋根裏収納から発見!
急に思い出して、3倍モードで録画したビデオテープが2本と半分、ついに禁断の時間がスタートしたんです。
いま5時間近くたちましたが、とりあえず…第一次世界大戦が終わって、ニューヨークのウォール街の大恐慌の最中~!

これから第二次世界大戦が始まり、戦後となり、ベトナム戦争~最後は湾岸戦争となるのでしょう。
う~む、レッスンに行かなきゃ(苦笑)

だんだんと無音のモノクロ映像から、少しずつ音が加わり、戦争の模様もカラーで、よりリアルとなっていくわけです。当然、かすかに見えていただけの戦場の死体も、ハッキリと…表情まで分かります。
第一次世界大戦前までは報道カメラマンは、戦場で死体の映像を撮ったら死刑だったようです。でも、やはりいつの時代も、隠し撮り…というのはあるもんですね。

改めて、平和を噛み締めてみるのですが…

今まで、内戦中のスーダン、ベトナム、クウェートの湾岸戦争跡地、ポーランドのアウシュビッツ収容所…沢山の戦争跡地に行きましたが、やはり平和というのは…本当に素晴らしいことです。

つくづく思います。


草々