皆さんは、70年代に大ブレイクしたスウェーデン出身のポップス・グループ「ABBA」をご存知ですか 女性2人、男性2人の4人組グループです。
実は先日、大好きなケーブルテレビの音楽番組「Music Air Network」でABBAのドキュメント番組が流れていて、何気なく見ていてホント驚きました。
かつては、キャロル・キング同様に何気なくしか聞いていなかったんですが、改めて・・・ものすごいグループだったと再認識してから、すっかりハマってます。
先月半ばの江ノ島・虎丸座ライブでもやりましたが、「ABBA」といえば・・・世界的に大ヒットした「ダンシング・クイーン」や、ミュージカルでも有名な「マンマ・ミーア」、そして軽く聴ける割に非常複雑な「チキチータ」などがあげられますよね。
そのドキュメンタリーでは、彼らのサウンドを一から紐解いて「現代のポップスに置き換えてサウンドを再検証してみる」という趣向でした。
メンバーのインタビューを随所に交えながら、同じ時代を生きたアイルランドのロックグループ「U2」のボーカルボノ氏のコメントなどもありました。とにかくパンク全盛時代に突然現れた4人組が、一気に世界進出を果たしていく様は、とても興味深かったです。加えて、4人それぞれが2組のカップルとなり、やがて結婚・・・その後、離婚・・・それでも仕事と割り切って、グループとしての活動を維持していたというから、驚きです
結果としては、もし今のビルボードのヒットチャートにABBAの楽曲を組み込んだら、普通に十分通用ししかも、4曲もTOP10入りが可能だという科学的な検証結果も出ました。
そのコード進行や、歌詞、レコーディングの出来栄え・・・これら全てが、30年後の現代でも全く問題なくヒットするということでした。
そういえば・・・10年以上前に、元スパイダースのムッシュかまやつ氏と3年くらいバンドをやってました。演奏する曲のほとんどは、1960年代のスパイダース・ナンバーやムッシュのヒット曲の数々
これがまた、40年以上経っているのに・・・信じられないくらい、色あせていないんですよね
ボノ氏いわく「敵は、スウェーデンにあり彼らは完璧なポップスだった」と。
皆さんも、もう一度・・・青春に帰ってABBAを聴きなおしてみてください。
「ダンシング・クイーン」なんて、もう・・・泣けますよ