【今となってはアルツハイマーでよかったかもだね☺︎】
おばぁちゃんがグースカ寝ている間は、机があるので本を読む時間に☺︎
最近は、よく寝るおばぁちゃんですが、一つ自分でもこんな風に考えるなんて思ってもみなかったことがありました
アルツハイマー歴20年ほどで94歳になったおばぁちゃんが、私が3月に旅行から帰ってきたら大腸ガンと告知され、人工肛門をつけてもクダを抜いてしまうから縛られてしまうのと、手術をしたとしても高齢のため危ないと診断されたので手術は受けませんでした
それから安定し施設に戻ったので、行ける時は行けるようなスタンスになりましたが、まぁ、いろいろ起こるわ、起こるわ、笑
介護と向き合うといろんなことを考えるもんだな、と、いった今日この頃ですが、普段もやることは多く、そして周りのみんなの笑顔にひっぱってってもらえてる今日この頃で感謝☺︎
人の命
自分の命
それぞれの人生 後悔なく生きるってどこまでなんだろう?
むずかしく考えてもしょうがないじゃーん! なんて思う日もあるけど、やっぱり目の前でロウソクの炎が少しづつ残り少なさを感じてしまう姿を見ていると少し口数が少なくなっちゃうもんだ
とかとか... 何度となくおばぁちゃんは暮らしていた、大好きな鹿児島の話をして帰りたいというので『そうだよねぇ〜』という気持ちになる
『帰る時は骨になったときだなぁ〜。』と、チチィは冗談まじりに言いますが、本当にそうなんだな、と、最近は反骨精神もあらわれず受け止める、骨だけに、笑
ゼリーやプリン、ポカリスエット、咀嚼しないものしか食べれないから、すっぽんスープを煮凍りにしようと思いつく
うちのおばぁちゃんは食べることが大好きだったから、これは可哀想だな...と、いろいろ手作りもするが、やっぱり好きなものを食べれないのは可哀想になってしまう
まるで赤ちゃんみたいにスプーンをもっていくと口をパッ☺︎と、開けてくれてあっという間にゴハンは終わって、ありがとうね、と、お礼の時間がはじまる
そんなおばぁちゃんを見ている時に、変なことを心から思っちゃったのである
『おばぁちゃん、アルツハイマーでよかったな』
信じられない! お年玉をあげて泥棒呼ばわりされたり
キッ!と睨まれたりしたり
言い合いもしたり
あなた誰?連発されて
1番なりたくない病気ナンバー1だったのに、この病気に私は感謝してしまったのだ
だって、美味しいものをモグモグ食べれないことを忘れてしまうから、せめて良かったな、と
介護をしていて、初めて家族を忘れてしまったなんだか他人を介護するという厳しい現実よりも、本人のラクさを神様に感謝できた
もちろん大変酷な病気だと思うし、向き合っている家族がシンドイのも経験してきたけど、最後の?最後らへんにそうやって思わせてくれたのはよかったなぁ
と
そんな気づきもあるもんだ☺︎
@haru_simplelife オススメの #世界でいちばん非常識な幸福論
フィジー🇫🇯の人の生活を垣間見るのですが、大笑いしつつ、時間の使い方や、気持ちの使い方を大笑いしつつヒントをくれる本
なぜか大阪弁なのも、ガネーシャみたいで、個室とはいえ大笑い、笑
次はこの本の中に書いてあった言葉が気になり茂木健一郎さんの本へ
つづく
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